小網(こあみ)ダムを紹介します。
川治温泉の入り口に位置。
川治温泉から湯西川温泉方面へ行く途中の、国道121号沿いにあるので、場所はわかりやすいです。
個人的なポイントは
- いろいろな角度からさくっと楽しむ(ダムカードもGET)
- イベントもちょっとだけどあります(見学ツアー)
- なんといっても、ここのカヌー体験が人気
5くりでは地元っぽく、ダム好きでなくても楽しめるポイントや個人的な思い出なども紹介します。
ダムのマニアな説明は、公式サイトやダムマニア&ダム愛好家の方たちにまかせますね
小網ダム データ
見どころ 〜五十里ダムの楽しみ方〜
楽しみ方を整理しました。
- いろいろな角度からさくっと楽しむ(ダムカードもGET)
- イベントもちょっとだけどあります(見学ツアー)
- なんといっても、ここのカヌー体験が人気
- こんな姿も
順番に見ていきましょう。
楽しみ方① いろいろな角度から見る
一見おとなし目?なのでダムに集中できます。
ダムカードをGETしつつ、眺めるだけも楽しいですよ。
まず駅から歩いていって、まずはすぐに階段を降りないで、ちょっと国道ぞいを歩いてみると、かっこいい感じに見えますよ。
森に眠る古城みたいな雰囲気
放流しているときはラッキー。
たまに虹が見えたりするのも見逃せません。
で、もどって、階段を降りるとすぐダムです。
右に進むと小網ダム管理所があり、ダムカードがGETできます(管理所へは車で直接行けます)。
左は堤体で、上から眺められます。
しばらく眺めていると、地元のローカル鉄道・野岩鉄道が通りました。
ダムの上は橋の役割もしています。
小網ダムの先にある集落の方が川治温泉駅に行くときにも利用します。
上流側は小網ダム湖ですね。
逆から見ると・・・
ここでカヌーをやっています。
なにかを食べながら見たければ、
坂文のコロッケはオススメです。
6月下旬〜7月上旬に行くと、アジサイが見られました。
「逆調整」しながら発電をサポートする小網ダム
小網ダムは発電をがんばっています。
どんなにがんばっているかというと・・・
①発電所が発電する際のサポートをして、②別の発電所の発電する際に水を送って、③さらにじぶんでもちょっと発電しているんですよ。
3つの発電に関わっていて、すごくないですか?
①についてちょっと説明します。
小網ダムの上流には大きな五十里ダムがあり、発電するために近くに「川治第一発電所」があります。
川治第一発電所が発電を行う際は大量の水を流すので、そのままふつーに流しちゃうと下流の水の量が不安定になってしまいますよね。
電気をよく使う時間は昼と夜で差があって一定ではないからです。
川の水の量を安定させる必要がありまして、そこで活躍するのが小網ダム。
一時的に小網ダムが水を受け止めて、下流の水の量を調整しています。
この仕組みを
逆調整といって、水をためているところ
を逆調整池(ぎゃくちょうせいち)といいます。
さらに川治第二発電所へ水を送っていますしじぶんでもちょっと発電しています。
位置関係はこんな感じです。
「五十里ダム→川治第一発電所→小網ダム→川治第二発電所」
楽しみ方②「ダム見学ツアー」なら短時間で楽しく学べる
見学ツアならふだんは入れない場所に行けまして、それだけでも参加する価値アリです。
川治ダムや
五十里ダム とセットで楽しめます。
工事の場所は毎回変わり(とくに五十里ダム)、見学場所も毎回変わるのがおもしろいです。
2時間くらいのツアーの中で、小網ダム含むダムの魅力が凝縮されているので「ダム初心者です」な方にもオススメです。
もちろんダムカードもGETできますよ。
五十里ダムカード(ツアー限定バージョン) ※写真は川治ダム
ダムツアーはネイチャープラネットさんで実施(2019年は4〜6月に開催)
日光/那須のアウトドア体験ツアーならネイチャープラネットNature Planet
楽しみ方③ カヌーやSUPもできます
ダムを体験っていうわけではないですが、カヌーやSUPもとても人気です。
どこのリゾートだよ?っていうくらいキレイでした。
許可をもらって空撮したときもあります。
楽しみ方④ 実はこんな姿も
夜の撮影も見所があります。
やっぱりこれも森の城みたい
小網ダムと5くりの思い出
2014年 |
小網ダム湖 カヌーデビュー(撮影) |
2015年 |
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2017年 |
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2018年 |
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2019年 |
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お役立ち情報
周辺ポイント
関連アイテム
ダムマニアの宮島さん著の最新版。
電子版で買いまして、やっぱりわかりやすかったです。
参考記事
栃木県/川治第一発電所
栃木県/川治第二発電所
栃木県/小網発電所
小網ダム[栃木県] – ダム便覧