ダイヤモンドダストは、北海道でしか見れないと思い込んでいました。漫画やゲームの世界だけで満足していました。でも現実に、関東地方の栗山でも見えました。
<目次> 幻のダイヤモンドを見る
1. ダイヤモンドダストって何だっけ?
ダイヤモンドダストは、空気中の水分が、氷となって降り続く現象です。細氷(さいひょう)とも呼ぶそうです。太陽の光に照らされて、ダイヤモンドのようにきらきら輝く様子は何ともいえない神秘的な美しさです。
ダイヤモンドダストが発生するにはいくつかの条件があるようです。とにかく寒くて(氷点下10度以下)、晴れていて、空気が澄み切っている朝。さらに視程(してい、目でものが見える最大の距離)が1キロ以上。なかなか難しい条件です。北海道などではよく見られるそうですが、なんと関東最北部の栗山でも見えるんです。そしてとくに1番寒い土呂部のが美しいとのこと。見えるのは年に数回だけで、まさに幻の風景です。
2. ついにゲット!ここはカナダか?
地元の師匠(70代)に「すごく見たいんです」と相談したところ、見れた日の朝に電話をいただける約束をゲットしました。2月中旬の早朝、チャンスは突然やってきました。
7時30分頃に現場に到着。最初にはよく見えなかったですが、太陽の光が差した瞬間・・・おぉ!ここはカナダ?と思わせる壮大な景色を目の前に広がりました。出社時間を忘れてずっと見入ってしまいました。北海道のと比べたら“プチ”かもしれないけど、たしかにほんものです。ちなみに、光がでている方向と逆を見ると、ダイヤモンドダストは光が反射されぜずに見えなかったです。
ただ1つ問題もありました。目だとはっきり見えるのに、腕不足もありカメラによく写らない。せっかくなので、雰囲気だけでも動画で見てください。
目をこらすとチラッと見えますが、ちと苦しい
ズームイン。後ろが暗いといくらか見やすくなります
(注)実際にはもっとちゃんと見えます!
3. どうすれば出逢えるか?
自然の神さまのみぞ知るです。年に数回だけのチャンスでしかも早朝(私の場合7時〜8時くらい)なので、狙って見るのは残念ながら難しそうです。
もしがんばるとすれば、冬に栗山に泊まった際に、前日の夜に土呂部の早朝の天気をチェックして、「マイナス10度以下で晴れ」だったら翌日の早土呂部へ行く。運がよければ見えるかもしれません。(あくまでも私の予想です)
もっと条件があるかもなので、分かり次第、また情報を追加したいと思います。
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ダイヤモンドダスト 5秒コメント
自然の神秘。幻の風景。
ダイヤモンドダストは栗山でも見られます
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