夏の思い出。小学生は標高2000m級の山に登れるのか? 鬼怒沼チャレンジ2013

130904 kinunuma 04 8月後半。小学6年生と2年生の2人。夏休みの自由研究ということで、標高約2000mの名所「鬼怒沼(きぬぬま)」に登るというのです。楽しそうなので、同行しました。 スタート。え、いきなり? 130904 kinunuma 01 今回のスタート地点は、加仁湯(かにゆ)さん。標高1300mくらいなので、700mくらい登ることになります。登りの目標タイムは2時間30分。 しかし、開始5分くらいで、疲れた宣言。 お父さん、励ましてください! お父さん「おれも疲れた」 ・・・寝不足かよ。やはり無理なのか? 130904 kinunuma 07 急な登り道は、さすがにみんなきつそう。休憩をこまめにいれて、ゆっくり歩きます。 小2のTくん「なんで山はすぐに登れないの?」 お父さん「すぐに登れないから楽しいんだよ」 山は自然の教科書。勉強になることばかりです。 第1展望台でほめられ元気2倍 130904 kinunuma 05 休憩していると、他の登山客から話しかけられて、テンションアップ! 130904 kinunuma 09 2人は褒められて伸びるタイプ?なんだかやる気がでてきたようです。大変だけど、がんばろうぜ! 小6のYくん「ギリシア神話とか好き」 小2のTくん「何それ?」 小6のYくん「ゼウスとか、アポロンとか、ヘラクレス・・・」 小2のTくん「何それ?」 お父さん「・・・」 Tくんは、合計10回くらい物を落とすのですが、それを上級生のYくんがフォロー。栗山の小学生はみんな仲良し。先輩はやさしく、面倒見もとてもよいのです。 最初の「疲れた宣言」がうそのようです。この後も楽しくおしゃべりしながら、どんどん登りました。そして。 ついに湿原に!絶景世界へ! 130904 kinunuma 10 一気に景色が開けるこの瞬間が、たまりません。予定通り2時間30分。小学生でも登れるんだぜ! 130904 kinunuma 11 一番の楽しみ。お弁当!もう最高!・・・のはずでしたが。 ん?あたりが急に・・・ 130904 kinunuma 14 天気予報は悪くなかったのですが。 なんとなく嫌な予感はしていたのですが。 130904 kinunuma 16 晴れた日「最高バージョン」はコレ。こういうのを子供たちに見せたかったんですが。 どうしようか悩んでいると。 130904 kinunuma 15 お父さん「撤収!!!」 結論:がんばれば小学生でもOK! 130904 kinunuma 13 はじめての鬼怒沼。辛かったと思いますが、自然の厳しさを知って(特に雨)勉強になったのではないでしょうか?帰りはかなり濡れてしまったので、加仁湯で生き返ってから帰りました。お父さんも満足そうでした。 みんな、来年も登ろうぜ! YくんとTくん「やだ!」 ▼関連記事 >>日本有数の高層湿原「鬼怒沼」は、どうしてすばらしいのか? <鬼怒沼登山 前編> >>ハイキング×秘境「奥鬼怒温泉」
鬼怒沼チャレンジ2013 5秒コメント 7月あたまにも鬼怒沼へ登りました。 その時も雨だったなぁ。どうしてだろ?