8月後半。小学6年生と2年生の2人。夏休みの自由研究ということで、標高約2000mの名所「鬼怒沼(きぬぬま)」に登るというのです。楽しそうなので、同行しました。
スタート。え、いきなり?
今回のスタート地点は、加仁湯(かにゆ)さん。標高1300mくらいなので、700mくらい登ることになります。登りの目標タイムは2時間30分。
しかし、開始5分くらいで、疲れた宣言。
お父さん、励ましてください!
お父さん「おれも疲れた」
・・・寝不足かよ。やはり無理なのか?
急な登り道は、さすがにみんなきつそう。休憩をこまめにいれて、ゆっくり歩きます。
小2のTくん「なんで山はすぐに登れないの?」
お父さん「すぐに登れないから楽しいんだよ」
山は自然の教科書。勉強になることばかりです。
第1展望台でほめられ元気2倍
休憩していると、他の登山客から話しかけられて、テンションアップ!
2人は褒められて伸びるタイプ?なんだかやる気がでてきたようです。大変だけど、がんばろうぜ!
小6のYくん「ギリシア神話とか好き」
小2のTくん「何それ?」
小6のYくん「ゼウスとか、アポロンとか、ヘラクレス・・・」
小2のTくん「何それ?」
お父さん「・・・」
Tくんは、合計10回くらい物を落とすのですが、それを上級生のYくんがフォロー。栗山の小学生はみんな仲良し。先輩はやさしく、面倒見もとてもよいのです。
最初の「疲れた宣言」がうそのようです。この後も楽しくおしゃべりしながら、どんどん登りました。そして。
ついに湿原に!絶景世界へ!
一気に景色が開けるこの瞬間が、たまりません。予定通り2時間30分。小学生でも登れるんだぜ!
一番の楽しみ。お弁当!もう最高!・・・のはずでしたが。
ん?あたりが急に・・・
天気予報は悪くなかったのですが。
なんとなく嫌な予感はしていたのですが。
晴れた日「最高バージョン」はコレ。こういうのを子供たちに見せたかったんですが。
どうしようか悩んでいると。
お父さん「撤収!!!」
結論:がんばれば小学生でもOK!
はじめての鬼怒沼。辛かったと思いますが、自然の厳しさを知って(特に雨)勉強になったのではないでしょうか?帰りはかなり濡れてしまったので、加仁湯で生き返ってから帰りました。お父さんも満足そうでした。
みんな、来年も登ろうぜ!
YくんとTくん「やだ!」
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鬼怒沼チャレンジ2013 5秒コメント
7月あたまにも鬼怒沼へ登りました。
その時も雨だったなぁ。どうしてだろ?