【平家落人伝説】ストーリーでわかる!オリジナル現代語訳

若干適当な部分もありますが、なんとなくイメージしてもらえたらうれしいです。

平家落人伝説① 湯西川温泉の発見

とある大昔の、雪の降る日。ある平家の落人が河原をあるいていると…。1箇所だけ雪が積もっていない場所を見つけました。

 

 

平家落人「ん?あそこだけ雪がねぇぞ!?!」

 

 

あやしい。あやしい。めっちゃあやしい。

あそこだけ雪ないとかありえへん。

 

その平家落人は。村一番の好奇心旺盛でした(適当)。なので寒い雪の中でしたが、その場所を掘ってみました。

しばらくすると、なんと、温泉がわきだしてきたのです。

 

 

平家落人「ひゃっほう!温泉やん!めっちゃパラダイスやん!冬の寒さばっちこーい!」

 

 

…会話はイメージです。とにかく、これが湯西川温泉のはじまりと伝えられています。

温泉がいつ発見されたかは、資料がなく詳しくはわかっていないようです。温泉旅館については、1768年にはじまったという記録があります(湯西川温泉マニアックスより)。

平家落人伝説② こいのぼりはたてません

平家落人は、湯西川で静かに暮らしていました。

5月の節句になりました。この時期といってはなんといっても「こいのぼり」。毎年楽しみにしていたこどものために、こいのぼりをたてました。しかし、それが悲劇のはじまりだったのです。

 

平家の落人を探していた源氏チーム。

湯西川に偵察に行きました。

源氏A「…こいのぼりか」

源氏B「やっぱりいいよね。アガる」

源氏A「今年も5月だな」

源氏B「ずっと見ていてもあきないよね」

源氏A「(ずっと遠くを見つめて)…そうだな。おれもこの遠征がおわったら、実家にこいのぼりを……っておーーーい!」

源氏B「ん?」

源氏A「こんな山奥にこいのぼりってどう考えてもおかしいやろ!」

源氏B「あ!」

 

 

「ぜってー、この辺に平家のやつらがいるに違いない!」

 

 

平家の落人たちは、滅ぼされてしまいました。それ以来、湯西川では、こいのぼりを立てていないのです。

実際に、2011年から栗山に住んでいるわたしも、こいのぼりを見たことがはありません。

平家落人伝説③ にわとりは飼いません

平家落人A「このにわとりがね、卵を生むのよ。それがおいしいのよ」

平家落人B「でも鳴き声とか心配じゃね?源氏のやつらにバレちゃうよ」

平家落人A「卵は栄養があって、高級品なんだよ。ありがたいよね」

平家落人B「えーと、鳴き声、けっこううるさいよね?心配じゃね?」

平家落人A「今日はもちろん、TKG(卵かけごはん)。冷凍のごはんでもなかなかイケたよ」

平家落人B「・・・」

 

 

にわとり「(めっちゃ威勢よく)コケコッコー!」

 

 

源氏「あ!いた!」

 

 

…会話はイメージです。平家の落人たちは、滅ぼされてしまいました。それ以来、湯西川では、にわとりも飼わないのです。

実際に、2011年から栗山に住んでいるわたしも、にわとりを見たことがありません。