石焼き祭2012、前回の準備編に続き、本番編の紹介です。
木に火をつけ石を焼く
前日までにセットした木と石をファイヤーします。
天然の着火剤として使われる白樺(しらかば)の木。皮がよく燃えます。山里の知恵は偉大です。
3時間程度焼きます。石の熱さは1000度以上!もあるとか。
食材を準備する
例えば魚。名人が本気で釣りまくった天然のイワナさんやヤマメさんなどを焼きます。
串刺しにする作業です。名人は5秒?早すぎ。他のスタッフも、経験者に教わりながらチャレンジです。
シーラカンスさんとは違います。注目を集めたサクラマスさん。ヤマメさんの成長した魚でもあります。
同じく食材となるクレソンは、近くに生えていました。地元民しかしらない、秘密の場所にあるのです。
いよいよ食べる時がきた
途中、強い雨が降ってきます。焼き石はへっちゃらですが、人間は濡れるのが嫌いなのでテントをはり続行です。
焼き石をモッコいう道具を使用して食事スペースまで運び、水をかけてきれいにしてから、食材をおきます。食材は全て川俣地区または日光市内のものです。
最初にじゃがいもとみそで土手を作り、その内側に栗山山菜シリーズ「ウリッパ(山かんぴょうとも)、コゴミ、クレソン」や、モヤシ、キャベツ、魚、鶏肉などをいれます。
石焼きは蒸し焼きでもあります。焦げないように、こまめに水をいれるのがコツです。
ただ今、自然と一体化中でございます。超豪快!野性的!はしが止まらない!
食べ終わるころには雨があがりました。山には霧が発生し、湖には反射した山の姿がうっすらを浮かんでいます。美しい自然を眺めながら、石焼き祭を一旦締めます。
重いものを運び食材を集める男性陣。食材を調理し、自分のことは後回しにして料理をふるまう女性陣。地元の団結力とか、自然や食材の良さを見直す機会こそが、石焼きのほんとうの姿なのかも。祭の原点を感じました。
>>準備編はこちら
石焼き2012川俣編 5秒コメント
地元を改めて「すげー」と見直す感動の食祭
石焼き2012(川俣編)は大成功です