2017年外国人向けモニターツアー2日目。前編に引き続きツアーの様子をお伝えします。
<前編はコチラ>
外国人から見た栗山は無限の可能性を秘めている!?外国人モニターツアーレポ(前編)
外国人が感じる栗山の魅力(2日目)
①土呂部の自然を感じる
日光茅ボッチの会の飯村さんに土呂部の自然や茅ボッチについて話をしてもらいます。
土呂部の自然や環境を守る大切さを学びます。
かわいらしい茅ボッチから目が離せないのはもちろん、教育としてもすばらしい!という意見も。
②大自然の中でBBQ&そば
土呂部のキャンプ場キャンプ・イン・ドロブックルさんに行き、昼食はBBQ&そば。珍しい組み合わせですが、そば処大滝さんのそばと日光サーモンに、BBQ用の野菜は全て栗山産。ここでしか味わえない“食”がたっぷり!
もちろんサン様も味わってもらいます。
③鹿革を使ったレザークラフト体験
栗そば会によるそば刈り体験を予定していましたが、あいにくの雨で鹿革を使ったレザークラフト体験に変更。
ブレスレットやキーホルダーなどの中から自分が作りたいものを選びます。
鹿革を見るのも触るのも初めて。想像よりも柔らかい触り心地にみんな驚いている様子。
約1時間で、日光産の鹿革を使った自分だけのアクセサリー完成。誰でも簡単に作れます。
④旅の最後にはおみやげ
最後は栗山物産センターさんに寄り、おみやげを見ます。都会ではあまり見ないおみやげにクギづけ。
買ったその場でさっそく食べちゃう参加者も。
おみやげ1つで外国人と話が盛り上がるのも栗山クオリティです。
1泊2日のツアーは無事終了。あっというまに時間が過ぎてしまいました。
もっと多くの外国人観光客に楽しんでもらうためには
「外国語対応ではなく、楽しんでもらいたい気持ちが大切」、「外国人観光客を受け入れるために何かを作ったり壊したりする必要はない」ということは昨年のモニターツアーで気づいた事です。
昨年の気づきに加え、外国人を受け入れるために必要なことをまとめました。
①外国語の資料は本当に必要?
目で見て楽しめる体験は言語を超えて感動できます。着つけ舞やダックツアーなどは「資料いらないよ、見て楽しめれば十分!」という意見もありました。逆に文化や歴史などの話の時はしっかり説明して、楽しんでもらえるようにしたいですね。
②日本に住んでいる外国人?それとも観光で来た外国人?
昨年も今年も参加者は全て日本に住んでいる外国人でした。英語が母国語でない人にとっては、日本語の方がわかりやすい場合もあることがわかりました。
③アクセスを明確に
「栗山にまた来たい!」そう言ってくれる人もいました。「でもどうやって来ればいいかわからない。」外国人が“KURIYAMA”を調べても、日本語以上に情報が少ないです。これからもっと外国語で栗山をアピールしていく必要があります。
④でもやっぱり今の栗山で大丈夫!
協力してくれた栗山の人達には日本人と同じように接してもらいました。栗山の人達との交流は栗山でしかできないこと。“交流”も栗山の魅力の1つとして伝えていきたいです。
まとめ
昨年も今年も共通して、外国人にとって栗山は未知の体験がいっぱい。「知らなかった」、「初めての体験に感動した」そんな声が多数聞こえてきました。
栗山でしか体験できないこと、食べられないもの、見ることができないもの、ツアーで体験したこと以外にもまだまだたくさん。まさに無限の可能性を秘めています。たくさんの魅力を1人でも多くの外国人に伝えて、栗山のファンを増やしていきたいです。
NIKKO KURIYAMA HIKYO EXPERIENCE2017 フォトギャラリー(2日目)