毎年ニュースになる、クマに人が襲われてしまう事故。名前に山のつく“栗山”にとっても、重要な問題です。今回はクマ対策の基礎を「クマレクチャー」で楽しく学びました。ちょっとだけ紹介します。
クマレクチャーって何?
栃木県において、毎年小学生を対象に、クマの生態などを楽しく解説する「ツキノワグマ生態普及啓発事業(通称:クマレクチャー)」。今回は日光市農林課の方の案内によって、地元・栗山小学校で行われたクマレクチャーに参加しました。講師の刈部(かりべ)先生の子どもにわかりやすい話は、大人にもわかりやすかったです。基本1.クマさんの能力をざっくり知る
まず、日本のいるクマは何種類か? ・・・ 2種類! 意外に少なかったです。本州に限っていえば、ツキノワグマさんのみ。ちなみに、もう1種類は北海道にいるヒグマですね。今回はツキノワグマのことを主に勉強しました。耳:よく聞こえる(低音は聞こえにくい) 目:あまりよく見えない 鼻:犬なみにするどいなどなど、先生の説明によって、いろいろな能力が明らかになってきます。
足:つめが鋭く、木のぼりが得意。 あと、めっちゃ早い(早いときは時速60kmレベル)時速60km!まてよ? ボルト選手→100m 9秒58(世界記録)→単純計算 時速約37km ・・・ ボ、ボルト以上やん! ボルト選手、いやそれ以上の早いのが追ってきたら、こりゃ逃げても無理だわ
性格:大人しく内気凶暴なイメージがあったので、意外
大きさは平均して120cm、80kgくらいだいたい横にすると、 こんな感じ。大人よりも背は低いってのも、ちょっと意外。 足も、大人の男性のほうが大きかったりします。 クマ対策のはじめの一歩は、相手を理解すること。だんだんわかったきたぞ。
基本2.どうしてクマは人を襲うのか?
すっごい知りたかった事実。 ある小学生の回答 ・・・ ひまだから ・・・ たしかにそうかも! …でももうちょい説明を聞くと、まずクマが人を襲う場合の多くが、- 「びっくりしたとき」
- 「人を恐えぇ、危険と思ったとき」
- 「コグマが襲わそれうと思ったとき」
- 「人を襲うクマは少ない」
- 「隠れたり逃げたりして、人をなるべく避ける」