家康の里「民宿一乃屋」先祖代々守られるお宝とまさえさんたちのおもてなし

130403 ichinoya 01 前回、大河ドラマ「八重の桜」と野門(のかど)地区のただならぬ関係を紹介しました。今回から全3回シリーズで、野門の宿について紹介します。最初は、民宿一乃屋(いちのや)さんです。

栗山東照宮と一乃屋さんの関係

130403 ichinoya 06どうして栗山に「東照宮」があるのか?』や「栗山モニターツアー」でも登場した栗山東照宮。 ここを先祖代々管理するのが一乃屋さんです。上の写真で栗山ガールたちに説明しているのがご主人の小栗功(いさお)さん。 『大河ドラマ「八重の桜」との関係』に出た松平容保(かたもり)さんから「お宝を守れ」という名を受けたのが、小栗久右衛門(きゅうえもん)さん。その久右衛門さんから数えて6代目!のお方です。

さっそく話を聞きたかったが・・・

130403 ichinoya 09 一乃屋さんから出てきたご主人。 私「こんにちは。民宿のことを教えてください」 ご主人「俺より女将(おかみ)のほうがいいでしょ」 私「え?」 ご主人「そりゃそうだよ。野門は女性で“もってる”ようなものだから」 私「まじすか・・・女将さんは今日はいらっしゃいますか?」 ご主人「町へ買出しにいっているよ」

・・・日を改めました

130403 ichinoya 03 女将のまさえさんの登場です。お会いしてから5秒で私の超花粉症のことを気遣っていただき、ハートをがっちりつかまれました。 出身は栗山の湯西川地区。当初は町へ憧れもあり栗山で嫁ぐ気はなかったそうですが、ご縁があって、野門出身で当時は東京で勤務していたご主人と結婚。 一乃屋さんの女将としては2代目。先代からの常連さんを受け継ぎ、名物女将として毎日忙しく宿を切り盛りしています。その親しみやすい人柄で、リピーターもたくさん130403 ichinoya 11 「お客さんには、“(栗山は)なんにもないからいいね”とか、“ほんとうにゆっくりできる”とよく褒められるんですよ」。まさえさんは嬉しそうに話します。 どぶろくを作るのも得意で、お客さんにサービスとして提供しています。作り方を聞かれたら、ちゃんと教えます。その後、お客さんがまた泊まりにきたときに、どぶろくの出来栄えなどの話で盛りがることもあるそうです。 普段は忙しくて、お出かけ機会も多くはないそうです。でも、「お客さんがいろいろな地域の話をしてくれます。それを聞くのが楽しみです」とのこと。長年女将さんを元気に務める秘訣なのかもしれません。 130403 ichinoya 01 私はホテルや旅館なども好きでよく利用しますが、宿のスタッフとお客さんとの距離が近いのが民宿の特長だと改めて感じました。女将さんなど素敵なスタッフとふれあうことが、「また行きたい」につながるのでしょうね。

料理・部屋・風呂イメージ

130403 ichinoya 07 131223_ichinoya_01.jp これは一乃屋さんに提供いただいた宴会用豪華バージョンと部屋の写真です(値段によって料理は変わります)。野門名物といえばいろり料理です。イワナや鹿やばんだい餅、それにサン様もいますよ。 まさ江さん「栗山は水がきれいだからサンショウウオがいるんです。食べると元気がでますよ。」 ちなみに、囲炉裏のある食事処の奥こそが、ご主人の先祖が徳川のお宝たちを発見した場所です。部屋には松平容保さんからのお墨付詳しくは過去記事を)も飾られていますよ。一乃屋さんに泊まった人だけが見られる特権ですね。 130403 ichinoya 04 部屋の一例です。どうぞごゆっくり。 130403 ichinoya 05 岩風呂です。貸切で利用できるので家族でもOKなのがうれしいです。

まさ江さんに会いに行こう。 ご予約をお待ちしております

130403 ichinoya 08 例えば平日の場合、1泊2日2食つきで6500円〜!この安さも魅力です。無線LANの環境もあります。ただし利用できる場所と台数に限りがあるので、電話予約の際にご確認ください。

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「0288−97−1204」 ※「5秒でくりやまを見た」の宣言で「竹酒かジュース」を1人1杯プレゼント。

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>>民宿一乃屋 (じゃらん)

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民宿一乃屋さん 5秒コメント 実はまさえさんも“元”花粉症だったそうです。 民宿の話を聞きにいったのに、数十分間、花粉症話に花が咲きました