
前回のキノコ狩りが調子よかったので、また挑戦「進撃のキノコ狩り」。今回の案内人は、栗山に住むマイタケ狩りのスペシャリスト、高槻正吉(たかつきしょうきち)さん。はてしてキングオブキノコはGETできるのでしょうか?
そもそも、なんで正吉さんなのか。それは約1年前のこと。
「・・・マツタケも最高だね。・・・(途中省略)・・・マツタケはアカマツの周りだけを見る人がいるけど、実はそれだけじゃダメなんだ。菌は動いているんだからね。その他のコツ?そりゃ、俺は相当歩くよ。1回に5、6時間とかは普通。・・・(途中省略)・・・え?ついて行きたい?なんだよ、もっと早く言ってくれればいいのに!来年いこう・・・」
と約束をしていたのでした。正吉さんはハンターであり、食事処やしおのご主人でもあります。5くりでもいろいろなところで活躍しています。
1.今回のキノコ狩りに、強力な助っ人が登場

用意した軍手はともに左手。今回はマズイかもと心配していたのですが…

ワンワン!正吉さんの愛犬 ゴロ(10歳 オス)登場。
まさかゴロがマツタケをクンクンするのか?
正吉さん「ボディーガードだよ」
実はゴロは優秀な猟犬。正吉さんとのコンビネーションで狩ったシカは100頭を超えるとか。今回のターゲットはキノコですが、最近は山にクマが増えているらしく、追っ払ってもらうために登場しました。あと散歩もかねて。

ゴロはどんどん、そして自由に走り回ります。

シカを探すため山をぐんぐん進み、見つけたらすぐに追い込みをかけます。シカを追って正吉さんらハンターが仕留めれば、ご褒美として獲物の肉が食べられます。それが頭に染みついているのです。

で、ご主人が休けいするとまた戻ってきます。
そんな利口なゴロに感心しながら、人間も山をぐんぐん登ります。
2.1時間ほど登りました。ここから本領発揮

正吉さん「モダシがあったよ」


ミカンネット登場。ここにキノコをいれて、さらにクッションとして葉のついた小枝をいれます。山の智慧は偉大なり。

今回行く場所は正吉さん以外は誰も知りません。では正吉さんは誰に教わったのでしょうか?
正吉さん「親父が(キノコ狩りが)好きでね。それを受け継いだんだよ」

私も正吉さんに負けていられません。モダシGET!

そして、またモダシ!
私もシロウトとはいえ、もうキノコレベル3。今までに先生にならった技を駆使して、少しは役に立たないと。
このモダシ、不思議とカレーの香りがしました。後日、これをキャベツと炒め、カレー粉をかけて食べました。まったくといっていいほど、おいしくありませんでした。

えーと、、、モダシ!

・・・
・・・

ゴロ「モダシすぎるやろ」
※会話はイメージです

わかったよゴロ。たまにマイタケ!小さいけれど身がしっかり。どうだ!

ゴロ「はらへった。」
わかったよ。じゃあお昼にしよう。

これは前回作ってもらった弁当。
今回は自分で作ったのです。
・・・

本日のメニュー:ごはんと缶づめをありのままで
空白のスペースが気になりますが、自分で作った弁当は格別です。寝坊して5秒で作りましたゆるしてください。ゴロが食べていたハム2〜3枚を少しだけうらやましく思いましたが、後半もがんばります。
3.お待たせ!本日のメインディッシュ「マツタケ探し」

ドドーン!でました。これがうささのアカマツ。かなりりっぱで、いかにもって感じ。この葉からしずくが落ちる範囲が、マツタケが生える黄金ゾーンです。ここをひたすら探すべし。
さっそく探しましたが…

まったくわからねー
シロウトにはやはり無理。マツタケが生えているの見たことないし。しばらく時間をかけてじっくり探しましたが、残念ながら私には難しすぎました。
その時、マツタケハンターはそっとつぶやきました。

We can be MATSUTAKE.(僕らはマツタケになれる)
※会話はイメージです
足元を見てごらん。
・・・
え
・・・

キ、キング様ぁあぁあ!
なんなんだこのオーラは!そのお姿が黄金色に見えるほど。
キノコ界の頂点に君臨するマッツンが、ついに現れました。いやー香りもすごいすごい。

正吉さんにやり方を教えてもらい抜いてみた。

キングの名にふさわしい!ずっしりがっちりボティ!
はじめてのキングに感動しすぎて、しばらくボーっとしてしまいました。

そのあともいろいろ採り、午後1時くらいには山を降りはじめました。
正吉さん、まだ明るいし、もうちょっと見て行きませんか?
正吉さん「ごめん。3時から歯医者」
4.正吉さんは「食事処ヤシオ」の店主です

ゴロ「楽しかったよ。また行こうぜ!」
もし食事処ヤシオで正吉さんに会えたら、山の話を聞いてみると楽しいですよ。
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