去年、川俣(かわまた)温泉エリアを盛り上げてくれた「高校生ボランティアプロジェクト」。さらにパワーアップして、今年も発進です。
1.川俣 はじめの一歩。5月末の地域学習の様子
新年度となり、去年がんばってくれた高校生メンバーもほぼ入れかえとなりました。多くの生徒が川俣初!という状況で、まずは地域を知るための活動です。 2年目は、さまざまな部分が本格的になっています。- 「昨年1校→今年は2校の参加(日光市内の今市高校&今市工業高校)」
- 「参加する生徒数や活動回数が倍増」
- 「地域を知り尽くした先生たち3人が助っ人に」
2.川俣湖畔で野外キャンプ
まずはカレー作り。最初に野菜チームから動き出します。料理が得意な生徒もいて、作業は順調。 続いて、飯ごうを使ったごはん炊きにもチャレンジ。 おいしく炊けるのでしょうか。 忘れちゃいけないのが、魚です。川俣は釣りのメッカ。ひできアニキ(先生その1)が、魚の串刺しを伝授。 活動当日の早朝には、大頭よっちゃんさん(先生その2。“おおがしら”です)が40cm超えのサクラマスを2匹GET。インパクト大。 カレーも魚もおいしくいただきました。3.大自然と一体化。川俣あそび
ごはんのあとは、3つのチームに分かれて活動します。散策チーム
狩人こういちさん(先生その3。“かりゅうど”です) 「昔はこの湖の下に、集落があったんですよ…」 地域のシンボルである川俣湖。その見た目からは想像できない解説に、生徒たちは驚きながらも静かに耳を傾けています。 狩人Kさん 「ここは愛宕山(あたごさん)神社。この山は女人(にょにん)禁制でなんです。」 「ここにある平家塚には、平家の落人(おちうど)の武器などが埋まっていると言われています。」 少し難しい話になったと思ったら、高校生の反応は… 「私、歴史好きなんです!」 意外なところで、めっちゃくいついてきた。釣りチーム&ボートチーム
アニキHさんが先生となり、釣りやボートにもチャレンジ。 ボートと聞いて、オールを手でこぐものを想像した生徒が多かったです。でも、実際には… エンジンでビューーン! はしゃぎまくる高校生たち。時間はアッという間に過ぎてゆきました。おまけ:女子高生VSサン様
事前に映像で予習をしたときのこと。 栗山のマスコット的存在に、高校生、とくに女子高生の反応。 ほぼドン引き 実際に見て、悲鳴をあげる女子もいたのですが… ※狩人Kさんは、数少ないサン様の漁師でもあります ここは男子ががんばってくれました。「かわいいかも?」なんて生徒も何人がいました。サン様はずっと見ていると不思議と愛着がわくのです。4.活動無事終了!
川俣ならではの体験をいっぱい楽しみました。 同じ日光市内とはいえ、町からするとだいぶ山奥にある川俣地区(車で1時間以上)。慣れない環境と緊張のためか、高校生たちは最初は全体的におとなしい感じでした。でも時間がたつにつれ慣れきたようです。これからもっとおもしろくなりそうです。お楽しみに。 <関連リンク>- 「去年の活動の様子はこちら」
- 「主催は、社会福祉法人日光市社会福祉協議会さん」
- 「フェイスブックページNIKKO高校生ボランティアネットワーク(ニコ活)」