高校生は地域にどんな変化をもたらす?「高校生ボラ2014」始動

140611 koko vol2014 01 去年、川俣(かわまた)温泉エリアを盛り上げてくれた「高校生ボランティアプロジェクト」。さらにパワーアップして、今年も発進です。

1.川俣 はじめの一歩。5月末の地域学習の様子

140611 koko vol2014 12 新年度となり、去年がんばってくれた高校生メンバーもほぼ入れかえとなりました。多くの生徒が川俣初!という状況で、まずは地域を知るための活動です。 2年目は、さまざまな部分が本格的になっています。
  • 「昨年1校→今年は2校の参加(日光市内の今市高校&今市工業高校)」
  • 「参加する生徒数や活動回数が倍増」
  • 「地域を知り尽くした先生たち3人が助っ人に」
地域のコミュニティを保つために必要不可欠な“人と人とのつながり”。過疎が進み“縁”が薄れゆく地域で、高校生たちの活動は地域にどのような変化をもたらすのでしょうか?5くりは今年もその活動を追っていきます。

2.川俣湖畔で野外キャンプ

140611 koko vol2014 02 まずはカレー作り。最初に野菜チームから動き出します。料理が得意な生徒もいて、作業は順調。 140611 koko vol2014 03 続いて、飯ごうを使ったごはん炊きにもチャレンジ。 140611 koko vol2014 06 おいしく炊けるのでしょうか。 140611 koko vol2014 04 忘れちゃいけないのが、魚です。川俣は釣りのメッカ。ひできアニキ(先生その1)が、魚の串刺しを伝授。 140611 koko vol2014 05 活動当日の早朝には、大頭よっちゃんさん(先生その2。“おおがしら”です)が40cm超えのサクラマスを2匹GET。インパクト大。 140611 koko vol2014 09 140611 koko vol2014 10 カレーも魚もおいしくいただきました。

3.大自然と一体化。川俣あそび

ごはんのあとは、3つのチームに分かれて活動します。

散策チーム

140611 koko vol2014 11 狩人こういちさん(先生その3。“かりゅうど”です) 「昔はこの湖の下に、集落があったんですよ…」 地域のシンボルである川俣湖。その見た目からは想像できない解説に、生徒たちは驚きながらも静かに耳を傾けています。 140611 koko vol2014 13 狩人Kさん 「ここは愛宕山(あたごさん)神社。この山は女人(にょにん)禁制でなんです。」 「ここにある平家塚には、平家の落人(おちうど)の武器などが埋まっていると言われています。」 少し難しい話になったと思ったら、高校生の反応は… 「私、歴史好きなんです!」 意外なところで、めっちゃくいついてきた。

釣りチーム&ボートチーム

140611 koko vol2014 14 アニキHさんが先生となり、釣りやボートにもチャレンジ。 140611 koko vol2014 15 140611 koko vol2014 16 ボートと聞いて、オールを手でこぐものを想像した生徒が多かったです。でも、実際には… エンジンでビューーン! はしゃぎまくる高校生たち。時間はアッという間に過ぎてゆきました。

おまけ:女子高生VSサン様

140611 koko vol2014 18 事前に映像で予習をしたときのこと。 栗山のマスコット的存在に、高校生、とくに女子高生の反応。 ほぼドン引き 140611 koko vol2014 07 実際に見て、悲鳴をあげる女子もいたのですが… ※狩人Kさんは、数少ないサン様の漁師でもあります 140611 koko vol2014 08 ここは男子ががんばってくれました。「かわいいかも?」なんて生徒も何人がいました。サン様はずっと見ていると不思議と愛着がわくのです。

4.活動無事終了!

140611 koko vol2014 17 川俣ならではの体験をいっぱい楽しみました。 同じ日光市内とはいえ、町からするとだいぶ山奥にある川俣地区(車で1時間以上)。慣れない環境と緊張のためか、高校生たちは最初は全体的におとなしい感じでした。でも時間がたつにつれ慣れきたようです。これからもっとおもしろくなりそうです。お楽しみに。 <関連リンク>