布引の滝<前編>の続きです。いよいよゴールへ向かいます。
>>前編はこっち「野門地区 布引の滝<前編>」
第5章
最後の難関。そして。(約20分)
最初にゴールだと思った滝の地点が、実はコース最難関のはじまり。ロープを使いながら急な斜面を慎重に登ること数回。
今回は「登山初」の参加者もいました。無事行けたのも、山の先生がいてくれたからこそ、なのです。
写真ではわかりにくいですが、少し左にそれると、すぐ下は崖です。ファイト1発と叫んでしまう可能性もゼロではないので、慎重に進みました。
そして!ついに到着です。
はじめて間近で目にしたときの迫力と感動。
今でも忘れられません
日光に照らされたまぶしく豪快な流れ。ドドドーっという激しい音と、ザァザァという川の音。青空。山のすんだ空気。栗山のさまざま大自然の要素が、このなんともいえない絶景世界を作り出していました。
個人的には、日本三名瀑(ベスト3的滝)を全て見たことがありますが、布引の滝はそれらのスペシャルな滝にも全く引けを取らないと感じました。
大自然のまんまなので(よい意味で観光地になっていない)、関東一の落差がある滝を、さわれるまで間近に行って見られるのがすごい。またその姿を拝むまでに数時間かかり大変です。でも、大変だからこそ、見たときの感動がハンパないのだと思います。
もし滝を背景にして集合写真をとったら、ぜひ大きめのサイズで印刷することをオススメします。迫力がまったく違います。写真屋さんで「ワイド四つ切り」というサイズになんてしたら、最高ですよ。
最終章
おうちへ帰えろう。
あれ、先生が急にリュックから釣竿を出したぞ?
フィッシング!関東一の落差を誇る滝で釣り。しかもナタを装備しながらやるなんて、やっぱ先生は偉大です。
行きは下りが中心だったので、帰りは上りが多いです。木かげ道、木の歩道、苔の道、川の道、岩の道、そして大ボス。布引の滝で出逢った感動の数々。その余韻に浸りながら、ゆっくりと戻りました。
「布引の滝」攻略のヒント
(1)トレッキングツアーを利用しよう
レポートの通り、初心者だけでは厳しいです。上級者と一緒に行くか、ツアーが良いです。
ネイチャープラネットさんが、今年もやってくれました。まるで打ち合わせしたかのようなタイムリーな企画!
日程はズバリ7月6日(土)。プロの詳しい解説を聞きながら登れるなんて、最高です。先着順なのでお早めに。
>>ネイチャープラネットさんの「名瀑”布引きの滝”へ行くトレッキングツアー」
(2)泊まりで行くと安心です。ぜひ野門(家康の里)の民宿を。
まさえさんのいる「一乃屋」か、みっちゃんのいる「福冨士」か、さちこさんのいる「大野屋さん」で決まりでしょう!
布引の滝は野門の誇り。女将さんに「滝チャレンジ宣言」すれば、きっと応援してくれるはず。
>>徳川ロマン×民宿「野門 家康の里」
(3)日光ブランドにノミネート中
このすばらしい布引の滝は、「日光ブランド」にふさわしいと思います。ぜひあなたも一票を!
>>あなたと選ぶ!日光ブランド
栗山ブロガーを(勝手に)名乗る私がいうのもアレですが、
この滝すごさは、インターネットだけで伝えるの無理!