西島秀俊さん・森山未來さん&伊勢谷友介さん(監督)。こんな豪華な役者タッグで撮られた映画を知っていますか?またそのロケ地がどこかを知っていますか?
「セイジ 陸の魚」です。今年の2月から上映されました。
ある学生が、旅先で出逢ったセイジという男に惹かれ、物語は進んでいきます。そして思いもよらぬ事件が・・・。実はこの映画のけっこうな部分が、栗山の川俣地区で撮影されました。
例えば、物語のメイン舞台となるドライブイン「HOUSE475」(上の写真)。その正体は、当サイトにも何度か登場している瀬戸合見晴茶屋さんです。お店を映画用に改造したのですね。
映画のイメージにぴったりということで、プロデューサーからお店に依頼があったそうです。さらに。
回想シーンで何度か登場するこのりっぱな橋は・・・
瀬戸合峡(せとあいきょう)のわたらっしゃい吊り橋です。
瀬戸合峡といえば、栃木県有数の紅葉の名所。例年10月中旬頃からいい感じになりますよ。
個人的に印象に残ったシーン。「動物に愛を・・・」と訴える動物保護団体に対し、「ただ人間が多すぎるだけだ」と返すセイジ。
川俣には、人が生きていくための狩猟文化が昔からあったので、興味深いやりとりでした。無口なセイジの内面が少しだけ見られる瞬間です。
西島さん、かなりハマってます。セイジの原作も読みましたが、セイジ役はこの人以外いないと思えるくらいです。森山さんは役作りのため、なんと東京からチャリんこで撮影現場まできたそうです。
撮影に協力した「川俣のみなさん」は、目の前の豪華俳優に超興奮状態だったとか。
物事が見えすぎてしまうセイジは、物語の途中で「陸の魚」と例えられます。それはどうしてなのか?セイジが考える「人が生きること」、「人を救うこと」とはどんなことなのか?そして衝撃のラストとは?
▼セイジを知るなら、DVDか小説で
>>セイジのDVDはこちら
>>より深くセイジを感じたいなら小説がよいです。130ページ程度なので読みやすかったです。
セイジ 陸の魚 5秒コメント
セイジを見てから川俣へ行けば、感動2倍!
セイジも訪れた瀬戸合峡の紅葉は、例年10月中旬あたりが見頃です