「土呂部がいつも以上に美しく感じる」。茅ボッチプロジェクトの中心となる活動地見学がスタートです。
1.「見学会」これが土呂部?まるで別世界だ
全員スノーシューを装備して、山のほうへ入ります。 白銀世界。 真っ白な広い大地と、ギラギラ輝く太陽。空気が透きとおっていて、思わずスーっと深呼吸。車道から山へ少しはいっただけなのに、いつもの風景とは印象が全く違って見えました。 飯村代表「ここが去年の秋に茅ボッチをつくった場所です」 途中で、代表をはじめとするメンバーの説明を聞きながら進みます。 「将来的にはここに遊歩道をつくって…」達人たちが集まっているので、夢のある話もつぎつぎと。 メンバーの好奇心はさすがにハンパない。めずらしい植物、鳥の鳴き声、山のことなど、気になるとすぐ語り合います。さて、ここで問題
・・・ と思った人、はずかしがらずに出ておいで。残念ながらハズレです。 うさちゃんのぴょんぴょんした足あとでした。 前の2つの跡が後ろ足で、後ろの2つの跡が前足になるんですね。 途中で、散歩をしていた土呂部のお父さんたちとトーク。2.「ランチ」雪の中で食べることは特別
メンバーたちがそれぞれ持ちよったおかずなど、みんなで楽しみました。 1番人気はK師匠が準備してくれた愛情マイタケおにぎり。 雪の中で食べるごはんは、どうしてこんなにおいしいのだろう\(^o^)/3.「話題のアレ」メープルシロップづくりも
日光で話題のメープル(カエデ)シロップづくり。カエデの樹液を煮詰めてつくるアレです。これはもとは飯村代表がはじめたもの。 30年ほど前、飯村さんが本場!カナダの人から教わったことがきっかけです。 自然の一部をわけてもらい作るメープルシロップ。自然に感謝し、作業をはじめます。 ちゃんとたまるでしょうか?完成品が楽しみです。 <関連記事>4.「勉強会」これそのままツアーになるんじゃ?
最後は勉強会。土呂部でかつて見られた希少植物や地域の歴史などを学びました。 土呂部の雪山で、スノーシューを使った自然体験、ランチ、勉強会。全てが新鮮で、いつもの土呂部の風景がいっそう魅力的に思えました。メンバー内の見学会や勉強会なのに、このままツアー化してもいいんじゃないの?と思えるくらい充実した内容でした。 <追記>記事を読んだ飯村代表からのコメントがしびれる!栗山は素晴らしいところです。 シカの食害で疲弊している旧日光の自然が、昔のままそっくり残っています。 そんな自然を背景にした茅ボッチに象徴される文化と茅ボッチを作り続けることによって成り立ってきた「半自然草原」は今や日本でも希少な存在になっています。 土呂部にはかろうじてそれが残されています。地元の方々の努力のたまものだと思います。<こっちも読んでね>
いいむらさん
こちらもありがとうございます。おかげさまで、つぎつぎと明らかになる土呂部の魅力や誇りに、毎回驚かされてばかりです。足手まといにならないよう勉強がんばります(^^)
「茅ボッチの会」の活動のご紹介をありがとうございました。
栗山は素晴らしいところです。シカの食害で疲弊している旧日光の自然が、昔のままそっくり残っています。
そんな自然を背景にした茅ボッチに象徴される文化と茅ボッチを作り続けることによって成り立ってきた「半自然草原」は今や日本でも希少な存在になっています。
土呂部にはかろうじてそれが残されています。地元の方々の努力のたまものだと思います。
今年は本格的に活動を開始します。広報部長として、引き続き応援よろしくお願いします。