栗山の秋といえば、キノコ狩りです。先週行ってきました。例によって、先生に連れられ往復6時間コース。今年もマイタケをGETすることはできるのか?
去年までの復習
マイタケは「ナラの木」が狙い目。根本をよくチェックします。
ナラとブナについて、去年は48回くらい間違えましたが、今年はまだ7回しか間違えていません。
「マイタケ“なら”、ザラザラだよ」と覚えましたが、言いづらくてあまり覚えられなかったので、オススメできません。
お、さっそくナラっぽい!あのヤマタノオロチみたいなヤツは要チェックだ!
先生「全然違うし」
今年は当たり年?
「どこどこで何キロ採ったよ!」そんな声もすでにチラホラ聞いています。
確かに、この日の前日、先生はすでにマイタケを3株以上もGETしたそう。これは期待していいのか?
しかし、数時間歩いても・・・
見つかるのは、食べられないヤツばかり。そもそもマイタケの気配が全くしない。この山はまだ時期が早いのかな?
先生「これから首位打線だ。2番〜4番バッターまで出てくる」
ーそいつらでヒットを打てなければ、負け試合かもですね?ー
先生「コールド負けもありえるぞ?」
試合は8回裏へ。いざ勝負!
2番バッター。この木の根元をチェック。
豪快な空振り三振!アウト!
3番。いつホームランが出てもおかしくない強打者ですが。
「アメリカンドリーム!」でも三振!
4番!2アウトでもうあとはない。このピンチを救うのは・・・お前だけだ!
(予想はしてたけど)アウトーーーーー!チェンジ!
やばい。このままだと完封されるおそれがある。朝から山に登りはじめていましたが、時間はもうお昼。
キノコ狩りは本当に難しい。今日は諦めて引き返すしかないのか?
とりあえず弁当&作戦タイム
自分で弁当は用意していたのですが、ありがたいことに、先生のお母さんが作ってくれました。
すごくいい香りがするのですが、何か「違和感」があることに気づきました。フタを開けてみると。
ん?
「マイタケご飯」やん!しかも、今まさに採りたいと思っている「天然マイタケ」バージョン!
1つも採れていないこの状況で食べることになるとは。お母さんは「今日が難しい試合になること」を予想していたのかもしれません。
泣ける。これは泣けるで。味は言うまでもなく、うますぎました。でもこれで「採らないわけにはいかない」。こんなにプレッシャーのかかる弁当はははじめてです。
「先生、これはやるしかないですね!」ということで、次回に続きます。