こんにちは。
観光ポスターファンの管理人です。
今日は東武鉄道さんの鬼怒川(きぬがわ)温泉の観光ポスターを紹介します。
駅にはたくさん観光ポスターがある中で、見た瞬間、お!ときちゃったのです。
どんなところがすてきなのか
ビジュアルももちろんよいのですが、今回はことば(コピー)に注目。
鬼怒川温泉は駅からあったまると言われたい。
キャッチコピーは、ただのことばのようで、コンセプト(企画のキモ)が含まれています。
説明のとおり、さまざまな理由で癒しを求めてくる人たちに、駅という”入口”からあったくなってもらう。
その心意気が、この一言に集約されています。
東武鉄道さんのポスターで、街全体の「きてくれる人に喜んでもらいたい」という思いが感じとれます。
さらに、温泉で働く人もこれを見て「がんばらなくちゃ」と励みになる。
よい観光ポスターはみんなを元気にします。
というわけで、全文も紹介します。
ボティコピー(キャッチコピーに続く文)も、よいポスターのものは読んでみることをオススメします。
制作者が、最後まで読んでくれた人へおもてなしを込めて、がんばって考えた文章です。
鬼怒川温泉は駅からあったまると言われたい。
「温泉の名がつく駅の助役って、なんだか女将みたいだな」夫に言われてうなずいた。
私の仕事は、駅に着いたお客さまに、おもてなしをすることだと思っている。
いろんな理由があって、癒されたいと温泉に来た人たち。
ホームに降りた瞬間から、あったまる旅にしたい。今日は夫との記念日だ。
「ありがとう」というお客さまの声がいつもよりあったかく聞こえた。
人のために、ひとつひとつ。
電車で栗山に行くには「鬼怒川温泉」を通ります
つまり、まず鬼怒川温泉であったまってから、ルートによっては川治温泉でまたあったまってから、栗山に向かうことになります。
え、冬の栗山は寒いだって?
冬こそあったまりまくりの栗山です
<関連ページ> 首都圏から鉄道で日光へ(日光市観光協会公式サイト)