片道約５時間。地図にもない。滝百選を超える伝説の秘瀑「三沢大滝」①

栗山に長年住んでいても、その存在すら知らない方も多いみたいです。知っていても、地元で見た人はここ数年だとほぼゼロかも。そんな「伝説の滝」に、先日ついにチャレンジしました。

きっかけは、滝の達人たちのお便りから

以前、当サイトで野門（のかど）地区の名瀑「布引の滝（ぬのびきのたき）」を紹介したあと、滝の達人たちからお便りをもらいました。まずは達人①「Wind Rippleさん」。

布引、先週訪問しました。とてもいい滝でした。・・・（途中省略）・・・栗山いいところですね。次回三沢大滝行ってみようと思います。

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ん？三沢大滝（みさわ おおたき）？そんなのあったっけ？ まだ栗山２年生の私は知りませんでした。

でもまてよ。上栗山地区のガソリンスタンドの松本さんが、いつの日かこんなことを言ってたかも。「上栗山地区の三沢の上流に、すばらしい滝がある」。

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続いて、達人②「３号佐竹さん」からもコメントをもらいました。

布引の滝はいい滝ですよね！

やっぱり布引の滝をほめてくれています。うれしいです。実はこのお方は、TVチャンピオン「滝通選手権」に出場経験のあるプロでした。サイトを見て驚きました。

裏滝百戦リスト！？プロが、「日本の滝百選」クラスもしくは百選以上の滝をピックアップしたというのか！

で我が栃木県はどうなんだ？

・・・あった。

さすが日光市。６つもある。そして栗山のが２つ。「布引の滝」と「三沢大滝」。やはり存在するのか・・・。しかも、最高難易度。関東地方でも★５つは、この２つの滝だけでした。続いて詳細ページを見てみる。

で、殿堂入り！これはすごいことではないか。。。コメントがしびれる。

とにかく道がないので、進みやすそうなところを手探りで探しながら進むしかない。行きと帰りでも半分くらいは違うルートを通ったのではないか？まさに秘瀑中の秘瀑である。

行きは４時間４０分、帰りは６時間３０分を要した。滝までの道は果てしなく絶望的に遠く、何度も心が折れそうになった。

こんな光景があるなんて信じられない。まるで夢の中にいるようだ。

す、すげー！！

そして、３号佐竹さんのブログなど見ているうちに、ある「滝の本」が新しく発売されることを知りました。

新発売のマニア本「この滝がすごい！」

これはほんとにすごい！キャッチフレーズがなんと「日本の滝百選」を超える“裏”名瀑！。そそるぜ！９月に発売されました。最寄りの本屋さんまで１時間かかるところ（栗山）に住んでいますが、気合で発売日にGET！

しかし、掲載されている滝は超厳選で２６滝に絞ったと書かれています。絞り過ぎ？と少し不安でしたが、

三沢大滝があった！関東・中部地方で７つしかない中に選ばれていました。この本は「チーム滝通」という３人のプロ集団が書いているのですが、そのうちの１人、森本康弘さんって・・・

以前当サイトで紹介した、モー娘。を布引の滝まで案内したお方でした。達人③。こんなところでつながった！ブログを続けていると、いいことありますね。

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ちなみに、森本さんのサイトを見ても、

やっぱりべた褒め。

・・・決めた。滝の達人たちがこれほどまでに「すばらしい」と勧める伝説の滝。たとえ片道５時間の地獄でも行くしかない。いつもの山の先生に相談し、連れて行ってもらうことになりました。

ということで、存在の紹介で長くなってしまいました。アドベンチャーな部分は次回で。

※関連する達人たちのホームページは最後にまとめて紹介します