茅ボッチ、今年もできました。今、土呂部(どろぶ)地区に行くと車道から見られます。5くりでもおなじみ、日光茅ボッチの会の活動のハイライトでもある「茅ボッチ作り」がはじまり、写真のエリアだけでもその数約150ボッチ以上。栗山の秋のオススメは、紅葉と茅ボッチ!
<茅ボッチって何?って方は過去記事をどーぞ>
>>日光茅ボッチの会 記事
土呂部で茅ボッチのある「日本の原風景」が見られます
ちょっと近づいてみると。看板もあって本格的になっています。
わぁ!去年、大学生が発案した目玉ボッチも!もはやアートボッチ!かわいい!
その美しさに心を奪われ、数分間、立ち尽くしてしまいました。今、茅ボッチ作りがピーク。週末を中心に、連日作業を行っています。
茅ボッチ+土呂部集落。土呂部が誇る里山風景です。このままハガキに印刷して、裏に住所書いてポストにいれたい。「とちぎのふるさと田園風景百選」は、栗山に住んでいる人すら感動するレベルです。都会の人たちにもぜひ見て欲しいなぁ。
茅ボッチにして乾燥させた茅(ススキなど)は、牛のエサなどに使うためこのあと回収します。でも「道路側に近い茅ボッチ1丁目はなるべく長く残しておいて」と関係者へお願いしておいた(ワガママ)ので、10月末頃までは見られる予定です。
ちなみに、茅ボッチ1丁目1番地はとくに観光客の目に触れる機会も多いので、日光茅ボッチの会のメンバーでもマスターボッチ(茅ボッチづくりがとても上手な人、1人ぼっちを極めたという意味ではない)が気合をいれて作っています。
わたしも手伝いましたがスタイリング(下記参照)がまだうまくいかず、3丁目担当でした。回収する前のパーフェクトボッチが見たい人は、早めに見にきてね。
で、今回あらためて思いました。この昔ながらの里山風景。今まで10月の栗山といえば「まず紅葉」でしたが、これからは…
10月栗山くるなら紅葉だけじゃなく「土呂部の茅ボッチも見ないと!」
進化している茅ボッチ。もうちょい細かくチェック
アートボッチ2号。子分をいっぱい率いる親分のようにも見える。
アートボッチ3号。
アートボッチ4号。まだまだいるので、現地へ行った人は探してみてね。
実はまだ秘密があります。
それは…
オシャレ度が年々UPしている
まだオールボッチではないですが、上手な人がつくると、てっぺんがピーン!となっているのがわかります。さらに、まだレアボッチですが…
女子力たけー!
マスターボッチになるとスタイリングも自由自在なのです。
まだまだあります。「民宿 水ばしょう苑さん」の庭に住むスリーボッチ。実は「ここをまっすぐいくと湯西川温泉だよ!」と訴えています。
先日の大雨による被害の影響で、「湯西川へ行くのにみんながここを通る」という時期がありました。そのときに作られたものだったのです。ウェルカムボッチ。
女子力たけー!
「日光茅ボッチの会」を知る。さらに美しく感じる里山風景
土呂部の貴重な植物や、里山風景を守る「日光茅ボッチの会」。美しい景色が保てるのも、飯村代表(写真)を中心として活動が継続されているからこそ。
会員であり牛マスターの山口さん。土呂部では唯一の畜産農家(牛!)です。
他県の団体が視察に土呂部へ訪れたりと、活動もますます広がっています。関連記事などもチェックすると、風景が一段ときれいに思えるかも
- 「日光茅ボッチの会」の記事
- 「下野随想」地元下野新聞で2015年に5回連載(飯村代表の熱い思いがわかります)
- 日光茅ボッチの会(新聞記事2014まとめ)
- 茅ぼっち便り2014(土呂部住民へむけた活動報告)
茅ボッチづくりの楽しさがさらに伝わるイメージ動画!