先日、畑の掃除をしながらふと秋の出来事を思い出しました。結局、アレは何だったんだろう?
以前、メロンを作って失敗した件を紹介しました。土呂部(どろぶ)地区でメロンをつくった人がいないからチャレンジした結果です。 そこで辞めるのが賢いのですが、今さらお利口さんにはなれないし、これまた土呂部でつくった人がいないというスイカにチャレンジしました。根拠ゼロの自信のもと、苗Aと苗Bの2つを買ってきました。
1.9月末、スイカ苗Aが育ちました
ほら、よく分からないものができましたよ。しかも大量。1つの苗から15個くらいできたかもしれないです。
職場に飾ってごまかそうとしました。「これ、雰囲気でますよね!」・・・しかし却下でした。当然ですね。謎のオブジェは必要ありません。
しかたなく中身を見ました。スイカというより、カボチャでした。香りはかすかにスイカなのですが。カボチャのように煮物にして食べたら、味は”あまり美味しくないカボチャ”でした。どうしてこうなっちまったのか?
まず、苗Aの近くにカボチャを植えていたので、カボチャとスイカが合体したという説がでました。そのあとも、そもそも苗に問題があったとか、土呂部の奇跡とか、作り手の性格が反映されたとか、大人たちが議論し様々な説が飛び交いました。
※最も有力なのは「台木(だいぎ)の実」説です。接ぎ木(植物の芽などを別の植物と合わせる技)されたスイカ苗の、土台となる木(台木)の方の実が育っちまったという説です(詳しいページがありました)。
でもまだ、ほんとうのところはよく分からないままです。
2.スイカ苗Bはどうだった?
すごくでっかくはないですが、バレーボールくらいのサイズになりました。10人が見たら10人がスイカっていうと思います。少し甘さ控えめでしたが、美味しいスイカです。グーでした。
土呂部地区でスイカができることが証明されました。その点では成功です。
でも、私は苗Aのことが忘れられません。