こんにちは、ごいちです。
平家大祭が開催された日でもある外国人向けモニターツアー2日目。湯西川を中心に栗山を目一杯楽しんだ様子をお伝えします。
<前編はコチラ>
モニターツアー前編
1.2日目も、外国人が栗山を楽しみつくす!
①憧れのお姫様衣装!平家大祭「平家絵巻行列」
女性限定で平家絵巻行列に参列。
着物を着せてもらうのも外国人にとっては不思議な感覚かもしれません。
行列を見学した男性陣。日本に住んでいても日本の文化的なイベントや伝統的な祭りなどを見る機会はあまりないそうで、興味を持ってくれました。
行列に参加した女性陣は新聞社、カメラマン、観光客、たくさんの人に注目されました。外国人が行列に参加するのはインパクトが強かったようです。
②自分で打ったそばと食べ比べ?「湯西川水の郷」で昼食
昼食は観光センター湯西川 水の郷でそばとばんだいもちのセットを食べました。
そばを口にした瞬間、「あれ?自分たちが打ったそばと全然違う!」、「そばの太さが整ってる」。前日に食べた自分たちが打ったそばと比べて驚いている様子。
「スープにもち?ユニークでおもしろい!」ばんだいもちが入っているサバ汁も人気を集めていました。
③放流を間近で!湯西川ダム見学
湯西川ダム管理支所「田所支所長」に湯西川ダムの役割、特徴を説明してもらいました。専門的な内容も含まれていましたが、みんな真剣に聞いていました。
説明を聞き終え、エレベーターに乗り放流ゲートに向かいます。ダムは各国にもありますが、ダムの中に入って見学するのは考えもつかなかったそうです。
放流ゲートにつくと、外国人のテンションは一気にヒートアップ。この水はどこへ?いつも同じ量を放流してるの?施設としてではなく、これからは観光資源としてのダムの活用にも期待です。
2.モニターツアーで得た気づき
道の駅「湯西川」に寄り、1泊2日のモニターツアーも気づけばバスで帰るだけとなりました。
笑いが絶えなかった2日間。足湯に浸かりながらツアーをふりかえりました。思い出を共有した中でいくつかの大切なことに気づきました。
①完ぺきな外国語対応ではなく、楽しんでもらいたい気持ちが大切
参加者にはツアー後、アンケートを記入してもらいました。「みっちゃんカワイイ!」、「鉄砲打ちの話をもっと聞きたい」など、栗山の自然や景色だけでなく人とのふれあいも大人気でした。
ジャパントラベルの取材時もふれましたが、「わざわざ遠くから来てくれたんだから、目一杯栗山を楽しんでもらいたい」、この気持ちが言語の壁を越えておもてなしにつながっています。
「なぜ英語を話せないのか?」ではなく、「もっと日本語を理解したい」ととらえる外国人もいました。とはいえ、時には外国語のサポートが必要な時もあります。私がその役割を担えるようになりたいです。
②外国人の常識をくつがえす栗山パワー
栗山の人が日常的に見て触れているものは、外国人にとっては非日常のものばかりでした。クマ肉、サンショウウオ、ダム、などなど、外国人は今まで見たことのないものにとても興味を示していました。
何も作らず、何も壊さず、今ある栗山の姿を喜んでくれたのが印象的でした。外国人観光客を呼び込むのに必要な事は、ハード面の変化ではなく今ある栗山を1人でも多くの人に知ってもらう環境を整えることだと実感しました。
③オーバーリアクションにはヒントがいっぱい
外国人は日本人よりも喜怒哀楽の感情表現が豊かです。楽しいことや驚くこと、反対にちょっと疲れてる時も言葉にしてくれます。
外国人にとって何が魅力的にうつるのか、1つ1つのリアクションを見るととてもわかりやすいです。
3.おわりに…
①インタビューしてみました
2日間のモニターツアーを終えて、外国人が栗山をどう感じたのかインタビューしました。3人分ノーカット。日本語でのやりとりです。
②HIKYO EXPERIENCE ダイジェスト動画
スタッフも参加者も栗山に住む人も、本当によく笑った2日間でした。初めての試みということもあり、たぶん一生忘れられない思い出になると思います。外国人に栗山を知ってもらうことで、1人でも多くの人に栗山を楽しんでもらえるように活動していきます。
NIKKO KURIYAMA HIKYO EXPERIENCE フォトギャラリー(2日目)
前編はこちら
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