「冬の土呂部(どろぶ)はすごい!」
日光茅ボッチの会は2015年も元気に活動します。今年の冬は、土呂部地区でゲストをおまねきしての雪遊び。日光茅ボッチの会は、土呂部の希少な植物たちを育てながら、さまざまな人と人をつなげます。
1.スノーシューで土呂部の雪体験&自然観察
今回は栗そば会のつっちーや県内・宇都宮大学の農業系サークルのさとびとのメンバーがゲスト。
さとびとの布袋田(ほていだ)さんが帽子を見せてうれしそう。飯村代表もうれしそう。どうしたのか?
茅ボッチマン(仮)!かわぇぇ〜!
※すんません名前は適当です
メンバー全員の帽子が茅ボッチマン(仮)になる日は近いか。
「何やってんだ」
散歩中のお父さんたちとの会話も毎回楽しみです。
日光の冬の遊びは豊富ですが、実は、この雪国(土呂部)も負けていません。
たった数分登るだけで、この景色。
さらに進んで行くと…
ん?
?
実は
これの冬の姿でした。茅ボッチで干した茅は、牛のエサなどに使うために小屋に運びますが、ここだけそのままに残してくれたのです。
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目が1つなくなっていたからあせりましたよ。細かいですが、雪ボッチが茅ボッチマンをかぶっています。
2.寒いんだから家で食べればいいのに…ランチ編
遠くに人が見えます。まさかね。寒いし雪だし風も強いから、こんなところでランチはないと思います。
さみーのに!すぐ近くに家があるのに!
やっぱりお酒は、グレープフルーツハイだよね。体が芯から冷えるんだよね。
やべー、温かいものがほしい。
出てきました。K師匠の特製まいたけおにぎり。絶品です。
「にしん昆布巻き」も温めます。人間、寒くなると頭がおかしくなるか、この日は「なんでも温めればうめーぞ」的な雰囲気でした。
まさか、みかんぐらいはふつーに食べると思ったんだが。
ファイヤーみかん(そのまんま)
食うのか?
ほっくほく。うまいのか?
K師匠「はうっ」
3.君はついてこられるか?栗山のハンターに
(1)ハンターは何を装備するか?
日光茅ボッチの会にはハンター先生がいます。今回はゲストにはスノーシューを装備してもらったのですが、ハンター先生は…
男はだまって輪かんじき!
たとえ世間で西洋生まれのスノーシューが人気でも、オレはジャパーン。なのか。
流行には流されない。本田選手の無回転フリーキックはブレブレですが、ハンター先生の生き様はブレません。
(2)ハンターには何が見えているか?
「シカだ!」
ハンター先生が急に山を見て叫びます。
・・・
え、どこにいるの?
ま、まったく見えねぇ
やはり、ふつうの人とは目が違う。
・・・
ハンター先生「木に隠れてもう見えなくなった」
・・・
他のメンバーは、最初から最後まで何も見えませんでした。
(3)ハンターの歩くコツ
飯村代表の指導により、ゲストもすぐに歩けるようになりました。でも、雪が深いところや下り坂など難しいところもあります。
そこでハンター先生が、むかし師匠から伝授されたという雪山ウォークの極意を教えてくれました。その極意とは…
「右足を前に出し、ズボっとうまる前に、左足を前に出す」
要するに、雪に足が埋まらないようにするテクニックなのですが。
・・・
みんなの心「ぜってーむり。右足ぜってーうまるし」
4.雪遊び&自然観察のあとは勉強会
日光茅ボッチの会では、メンバーが講師となって勉強会を開くことも。この日はハンター先生の番。
狩猟(マタギ)や獣害のことなど盛りだくさん。はじめて聞くワイルドな話に、ゲストも喜んでくれたようです。
食事会ではハンター先生オリジナルのシカハムもふるまわれました。
日光茅ボッチの会、2015年もがんばるぞー。