![サンショウウオ企画展](http://farm9.staticflickr.com/8169/7999794719_480c94bb83.jpg)
栃木県宇都宮市にある
栃木県立博物館さんの企画展「とちぎのカエルとサンショウウオ」に先日行ってきました!
サン様って、何系の生き物?
![サンショウウオ企画展](http://farm9.staticflickr.com/8312/7999796385_9dcecfd825.jpg)
種類でいうと、
両生類です。
カエルさんやイモリさんと一緒ですね。両生類は背骨がある動物(脊椎動物、せきついどうぶつ)の仲間で、以下のような特徴があります。
両生類の主な特徴
手足がある
皮ふがなめらかで、いつも粘液で湿っている
卵はゼリーみたいな素材に包まれているだけ。カラに入っていない
子どものころはエラ呼吸で水中で生活、成長すると肺できてエラがなくなり陸にあがる
両生類はさらに3つグループに分かれまして、サン様は
有尾目(ゆうびもく、しっぽアリ)に属します。
ちなみに、あの
ウーパールーバーさんも有尾目です。サン様を英語でいうと
サラマンダーですが、ウーパーさんは、その住みかから
メキシコサラマンダーとも呼ばれます。
エサはどんなものを食べている?
幼生(子供)の頃は
水中のちっちゃい動物をエサにします。
幼体(陸で生活)や
成体(子供をつくれる大人)になると、昆虫、クモ、ミミズ、ダンゴムシ、ムカデなどの
小動物を食べるそうです。
成長しても、形はそんなに変わらない
![サンショウウオ企画展](http://farm9.staticflickr.com/8030/7999801386_5b60fd4de0.jpg)
写真は
透明標本といって、薬品で筋肉を透明にし、骨を色で染めた資料です。左の3ぴきが子供、1番右が大人です。
カエルさんの場合は、幼生(オタマジャクシ)から成長すると手足が生えたりしっぽがなくなったり
見た目の変化が大きいです。でもサン様は体が大きくなってもしっぽがあるので、
子供と大人の形があまり変わりませんね。
なかなか見つけるのは難しいです
![サンショウウオ企画展](http://farm9.staticflickr.com/8459/7999802380_e952344449.jpg)
はい。まず
山奥にいる方が多いです。また成長して陸デビューしたサン様は
夜行性で、産卵シーズンを除いて、
昼間は岩や倒れた木の下などの目立たないところにいます。そう簡単には見つからないのです。
さて、ここで問題です
栃木県では次の
4種のサン様がいらっしゃいます。その中で、
栗山で串焼きなどにして食べさせていただいているサン様は、いったいどのお方でしょうか?
①
![サンショウウオ企画展](http://farm9.staticflickr.com/8450/8014535270_87922c32c8.jpg)
②
![サンショウウオ企画展](http://farm9.staticflickr.com/8453/8014533449_9e6330e62f.jpg)
③
![サンショウウオ企画展](http://farm9.staticflickr.com/8299/8014535132_741d5e304f.jpg)
④
![サンショウウオ企画展](http://farm9.staticflickr.com/8315/8014533627_a392ebcaa5.jpg)
分かりましたか?正解は次回のレポート②で発表します!