【黒部地区の獅子舞】よそ者ですが…ついに獅子舞デビュー!舞ってわかった獅子舞の真実

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こんにちは、ごいちです。毎年栗山の各地区で舞われる獅子舞。2016年8月27日に開催された黒部(くろべ)地区の夏祭りを完全密着しました。

そして今回は何といっても…よそ者である私が、獅子舞デビューを果たしました!その様子をお伝えします。

1.現在は2種類。黒部の獅子舞

現在、黒部の祭りでは獅子舞が2種類行なわれています。

(1)神獅子(かみじし)

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①五穀豊穣(ごこくほうじょう)→作物が豊かに実りますように。

②厄除け(やくよけ)→悪いことが起きませんように。

③家内安全→家族に事故や病気がありませんように。

この3つを山の神様をまつる山王神社(さんのうじんじゃ)で奉納する獅子舞です(今年は雨のため、公民館で実施)。私はこの神獅子を舞いました。

(2)遊獅子(あそびじし)

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神獅子とは違い名前の通り、遊び要素の強い余興的な獅子舞です。鈴と扇を使った舞いが特徴です。

2.きっかけは突然に…獅子舞デビューすることになったワケ

土呂部(どろぶ)地区の獅子舞のように大学生が自治会長に直談判…ではなく、黒部の人たちとお酒を飲んでいる時に何気なく言った一言がきっかけ。

「オレも獅子舞やってみたいですねー(ほろ酔い)」

ごいち、獅子舞やるってよ!

そのウワサはまたたく間に広がりました。

3.獅子舞GOには何が必要?

250年以上前から続いている黒部の獅子舞。

前日に地元の人に審査してもらい、GOサインが出なければ本番で舞えません。

ひととおり演目を舞い終わった後、元自治会長(区長)の福田さんことジャンボさんに評価してもらいます。


「どうでしたか!?(ドキドキ)」

 

・・・

 

ジャンボさん
「うーん…OK!!」

 

え、いいの!?

やったぜ!あとは本番を迎えるだけです。

4.祭り当日、獅子頭(ししがしら)をかぶるまで

獅子舞の時間が近づいてきました。30分前から衣装の準備などが始まります。
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衣装に着替え、サラシを頭に巻きます。サラシは獅子頭と自分の頭のサイズを調整するために巻きます。ここでしっかり巻かないと獅子頭がどんどんずれ落ちてくるそうです。

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獅子頭をかぶり準備万端。

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獅子頭によってかぶった時の感覚が違うそうです。

写真まんなかの太夫獅子(たゆうじし)→顔部分の布に花柄があるため、他の獅子よりも周りが見えづらい。

写真右の雄獅子(おじし)→他の獅子よりも頭がズレやすい。

写真左の雌獅子(めじし)→獅子頭の横がきつくて前後がゆるい。(私の感想)

かぶってみないとわからない特徴があることを知りました。

5.きんちょーのデビュー戦。獅子を舞って気づいたこと

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一言で表すと

練習と全然違うやん!

獅子頭の布で視界はさえぎられるし、衣装も風を通さず汗が止まりませんでした。あとで動画を見直してみると反省点がたくさん

こんなに大変なことを何百年も絶やさずに続けてきたのか…

そう思うと黒部の長い歴史に深く触れることができたように感じました。

本番の様子を動画で少しだけ紹介。

さいごに…

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地域おこし協力隊としてではなく、黒部に住む1人の住人として祭りに関われたと思います。

まだまだ栗山2年生。もっと栗山の魅力、黒部の魅力を見つけて発信していきたいです。