年の1度のスペシャル平家デー「湯西川温泉 平家大祭」。31回目となる今回は土日開催となり、例年以上にたくさんのお客さんで盛り上がりました。平家の栄華の様子を、写真を中心にダイジェストでふり返ります。
1.会場変更&特設ステージでさらに進化した「前夜祭」
満員御礼。っていうより、会場の中に入りきれていないお客さんたちがたくさん。
さすがイベント王国「湯西川温泉」。今年も新しいチャレンジとして、会場を温泉街から地域のシンボル「平家の里」に変更。去年のお月見コンサート&御神木祭のナイトイベントから、この施設の魅力がどんどん引き出されています。今後の展開が楽しみ。
では、一気にいきます。
「和太鼓」でいきなりアクセル全開
どんなに激しかったかは、動画を見てね。
湯西川の定番「着付け舞」でしっとり
小中学生たちの舞も毎年上手になっていて、ついつい見入ってしまいます。
平家大祭に欠かせない「平家琵琶(へいけびわ)」
今度は聞きいってしまいました。
「あぁ。平家の地にきたんだ」ということを、改めて実感されるお客さんも多いのでは?
安徳天皇をしのぶ「上臈参拝(じょうろうさんぱい)」でせつなく
1185年の「壇ノ浦(だんのうら)の戦い」で滅びた平家。そして8歳という若さで亡くなった安徳天皇。
上臈参拝は、生きのびた平家の上臈(身分の高い女性たち)が、安徳天皇に命日に赤間神宮に参拝したことからはじまったといわれています。そのときの様子を再現しているのでしょう。せつないけれど、美しい。
前夜祭のおまけ動画
2.姫や武将ら約110人の大パレード「平家絵巻行列」
地方紙「下野新聞」の記事によると、当日の観光客は約5千人だったそう。さっそく土日開催効果が出ています。
たしかに去年と比べると、感覚的ですが、倍くらいは見物者が増えた 気がしました。
いつも思うこと。平家大祭は、全国各地にある「武者行列」の中でも、
姫や武将たちとお客さんとの距離が近い
ということ。
「行列の中の人」も「外の人」も一緒になって歩き、1つの大パレードを完成させていている感じ。
「行列の中の人」はシャキッと堂々とした表情で行進しますが、声をかけると笑顔で応えてくれることもあって、それがまた楽しい。記念撮影をしている方も多かったです。
ね。楽しそうでしょ!
姫や武者になるのはもちろん、見学しても楽しめる平家大祭。開催曜日の変更や前夜祭など、今年も湯西川の新しい取り組みや魅力をいっぱい感じました。
来年もお楽しみに!