テーマは「草原×茶道」
今年度 第2回の「どろぶ かやフェス」が昨日実施されました
ガイドはおなじみ日光茅ボッチの会のみなさま
スペシャル講師として、大日本茶道学会 竹内仙玲先生& 社中のみなさま です
いつもの土呂部の茅場をフィールドとして、竹内先生たちにご指導をいただきながら、野点(野外でお茶をたてる)や茶花(茶席に生ける花)を楽しむ企画です
前回に続き栗山の新しい魅力に、ワクワクが止まりません
個人としては全ての現場に行けませんでしたが、雰囲気だけでもかんたんにお伝えします
ガチの個人レッスン
イベント序盤は茶花体験
参加者が茅場で摘んだ花を、土呂部の風景に、お茶とともに供えます
個人的に印象的だったのが、作品に対して先生から一言いただくシーン
ツアーの性質上、短い時間での体験のため、ほんとうに一言だと想像していました
「ここはグッジョブね、ここはこう直しましょうね、はい次!5秒!」みたいに
大変失礼いたしました、自分の考えがあまかったです
(先生にとっては一言かもしれませんが)決して一言ではなく、時間も予定より長めにとって、参加者の作品に向き合い、本格的にご指導いただけたと思います
本来は、この茶花だけで一つの企画として成立できるものなのでしょう
「この花を誰に見て欲しいのか、どう感じてほしいのか」
いろいろと刺激的な会話が聞こえてきます(違ってたらスミマセン)
先生の助言をきいたあとの、みなさんの作品
・・・シロウトのわたしでも、見違えるような変化を感じました
どうでしょうか?
お茶の世界のほんの(×100)一部に触れただけかもしれませんが、草原と茶道が一体になったと思える、すごい空間にいた気がします
日本人の美意識の原点といえばよいのでしょうかね
・・・なんて言葉にしたらいいか1日たっても整理できませんが、何かをしっかりと、強烈に感じました
少なきものこそより豊か
さりげない会話の中に、格言がバンバンでてきます(日めくりカレンダーにして販売されないかな)
いちスタッフとして、全部のお言葉を聞くのはムリでした
でも「1つだけはお持ち帰りしなきゃ」と心に決めました
わたしがGETしたお言葉、それが「少なきものこそより豊か」
茶花を活けるとき、てんこ盛りに飾りたい、派手にアピールしたい場合もあるかもですが、やっぱりここでは何か違うのですよね
いっぱいあればいいってもんじゃない
見て欲しい人に、もっとも伝えたいメッセージは何なのか
足してばかりではなくて、何かを引くことで、伝えたいメッセージを際立たせることはできないか
いつもならケンタッキーでチキンを2つ頼むところ、身体のことを考え泣く泣く1つにしたが、その結果チキンをより味わいうまさが2倍に感じた
これも「少なきものこそより豊か」ということでよいのだろうか?(ちがう)
その他の食事風景とか
わたしが行けなかった現場の写真もちょっとだけ・・・
山の幸 満載のお弁当 お重バージョン!
一日をとおして先生たちのお話をありがたく聞きながら、「じぶんはなんて、何も見ていないんだろう」と反省しました(茶道あるあるなのでしょうか)
自然の世界もお茶の世界も、根っこの部分はつながっていて、いつの時代にも人の心を豊かにするヒントがあるのだろうなぁと、しみじみ感じました
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました
竹内仙玲 先生& 社中のみなさま、日光茅ボッチの会のみなさま、ありがとうございました
次回はメープルシロップ採取体験(2月)
次回のどろぶかやフェスは、 2月27日(日)メープルシロップ採取体験です
詳細が決まり次第告知します
お楽しみに!