栗山で企画されるツアーとしては、個人的にひさびさとなりました。
どろぶ かやフェス①「森のハープ弾き 阿久津 瞳ハープコンサート」
草原に響く美しい音色と、新緑のお楽しみ
が、大盛況のうちに終了しました。
不安定な天気が続くなか、後半はみごとに晴れ。
森のハープ弾き 阿久津 瞳さんと日光茅ボッチの会のコラボ、地元の方々のご協力によって、土呂部の草原にまたひとつ、新しい魅力が生まれました。
体験レポート
①森のハープ弾き 阿久津瞳さんによるハープコンサート
あっというまの1時間でした。
なんというか、演奏がはじまる前から、わくわくするんですよ。
この雰囲気。
日光茅ボッチの会の活動によって維持される草原に、こんな会場が生まれ・・・
そこでハープを奏でるのは「人と自然とのご縁をつむぐ」阿久津 瞳さん。
わくわくしないわけないです。
BGMはもちろん自然。
虫や鳥たちが祝福してくれ、にぎやかになりました。
(とくに興奮ぎみだったエゾハルゼミのみなさま、ありがとうございます)
演奏曲目は、みんなも知っているあの名曲や、阿久津さんに大きな影響をあたえたというジブリの曲などなど。
涙がでてきたという人も。
ぜんぶステキでしたが、わたしがとくに衝撃を受けたのが、 アイルランド伝統音楽「イニシア」という曲。
個人的に聴くのは2回目なのですが・・・阿久津さん自らの現地の思い出とともに聴くと、切ない気持ちがわいてきました。
地元 土呂部の方がこの演奏を聴きに集まってくれたものうれしかったです。
ぜひ、たくさんの方に生で聴いてほしいです。
ツイッターでは阿久津さんのコメントも。
自然とシンクロしているような感覚だって!
コンサートは、里山の風景とエゾハルゼミの大合唱の中の演奏は大変好評だったようで、涙が出そうになりましたとのコメントもいただき嬉しい限りです。
— 森のハープ弾き (@hitomi_akutsu) June 7, 2021
私自身、自然とシンクロしているような感覚になったり、不思議な感じがしましたし、とても楽しかったです♪ pic.twitter.com/khQkgnPcH0
うわさでは新しいCDを開発中とか?楽しみしかありません。
阿久津さんは養蜂家でもあり、ツアー終了後のマルシェでも会場を盛り上げていただきました。
②かやフェスですから、いろいろありましたよ
スタッフ Kさんから注意事項をしっかりきいたあと、イベントはスタートしました。
①新緑の草原で自然散策
②山菜(ワラビ)採り体験
③ハンドドリップコーヒー(静カフェ)
④山の幸満載のお弁当
総合プロデューサー 飯村さんによる自然ガイド
阿久津さんとのコラボ、地元の方との調整、会場の整備や備品づくりなどなど、さまざまな作業をこなす飯村さんのお話。
・・・いつもわかりやすくて、深い。
スタッフのわたしも毎回発見があり、参加者として聞きたいと感じてしまうほど。
なので、何度土呂部にきても楽しいという仕組みです。
ワラビ採り放題の巻
スタッフのくりんちゅ、ワラビのプロ(ワラビ王?)の話をきいてから、みなさま、だんだん夢中に。
採りまくっていて見ているほうも気持ちよかったです。
ベテランの方ほど、むかしの血がさわぐのでしょうか、積極的に採りまくっているように感じました。
さらにワラビを採ってもらうことが草原の維持につながったりします(ここ重要)。
この日デビュー戦 静カフェによるハンドドリップコーヒー
かやフェスと同時デビュー、静カフェ(しずかふぇ)。
この日は、ホットとアイスの2種。
山でコーヒーを飲むとおいしいとかよく聞きますね。
では草原は?というと、やっぱり2倍くらいはおいしいんですよ(当社比)。
もともとのコーヒーのおいしさが2倍なので、4倍ということになりますね(当社比)。
で、なんかこの雰囲気いいよねと思っていたら、やっぱりいました。
「このコーヒーを飲みながら、この草原で一日中ずっと読書していたい」という方。
虫がダメ?
いや、何回か遊びにくるとけっこうだいじょうぶになりまして、楽園になるみたいです。
山の幸満載のお弁当
もう見た目が山菜スペシャル。
ワラビ、フキ、ウド、シドキ、コゴミ、カクマ・・・花豆、シカ肉の唐揚げもよろしく・・・
一つ一つの山菜や食材について、地元では知らない人はいないはずです。
でも栗山歴60年の方もこういった山菜スペシャル食べたことないとか。
まさに、ありそうでなかったスペシャルです。
スタッフJさんが描いたイラストと解説がこれがまた愛情満載で思わず二度見してしまったので、のせておきます。
(スマホにいれておいて、誰かに聞かれたらすぐ答えられるようにしておこう)
山菜と油は仲良し!
最後は草原マルシェになりました。
阿久津さんの つむぎ養蜂園 もよろしくお願いします(このハチミツはおいしいです)。
③おわりに・・・
栗山でしかありえない企画が、また誕生してしまいました。
何十人も何百人も人を呼んで・・・という企画は難しそうですが、参加いただいた方と栗山チームでのんびりいやされる、そんな空間ができたらいいなと思っています。
たいへんな時期が続きますが、ご参加いただいた方、ありがとうござました(いつも励みになっています)。
次回のどろぶ かやフェスは8月8日(日)、野点と茶花をテーマにしたこれまた新企画を実施予定です。
詳細が決まり次第、また告知します。
お楽しみに!
ぼっちくん
メディア
下野新聞(2021/06/07)
ガイド&特別出演
ガイド:日光茅ボッチの会
特別出演:森のハープ弾き 阿久津 瞳さん つむぎ養蜂園 もよろしくお願いします。
(おばあちゃん、お誕生日おめでとうございます)
スペシャルサンクス:地元 土呂部のみなさま