土呂部(どろぶ)地区の春のシンボル、
「水ばしょう園」のミズバショウの紹介です。
土呂部水ばしょう園
見頃(例年) |
4月中旬〜5月上旬 |
住所 |
日光市土呂部 |
駐車場 |
5台程度 |
地図 |
グーグルマップ |
お問合せ |
0288-22-1525(日光市観光協会) |
「土呂部水ばしょう園」のミズバショウ開花状況 2022
4/13 見頃です。茅ボッチの会 情報
4/11 見頃です。協力隊ハヤシさん情報
4/4 咲き始め。日光茅ボッチの会 情報
土呂部のミズバショウの見どころ
(1)栃木県内では唯一のミズバショウの自生地
早くからシカガードを設置したのが正解でした。
「他の地域ではもう見かけないけれど、ココにはまだある」自然豊かな土呂部でよく聞く話です。
(2)ミズバショウの基本レッスン
以前に土呂部で教えてもらいました。
ミズバショウの白い部分は“花”じゃないんですよね。
コレは
苞(ほう)といって、葉っぱが変形したものです。
黄色い部分が花。
スイートコーンっぽいけど「サラダにしていただきます」はNGです。
もしかしたらシカはスイートコーンだと思っているのか??…これを知れば、一見満開に見えるミズバショウも、まだこれからってことがわかります。
(3)ゆったりのんびり味わえるぜいたく。写真も取り放題。
ミズバショウといえば、例えば群馬県の超人気スポット
尾瀬(おぜ)も有名です。
説明するまでもないくらいの名所ですが、人気者になると
「混雑」という悩みもあるようです。
それに対して土呂部は、平日ならほぼ
独占状態。
15分あれば隅から隅まで歩けてしまうほどこじんまりとしたエリアですが、そこがかえって土呂部らしくてよいです。
「花、満開!」のようなインパクトもいいけれど、小さな花たちをゆったり観賞するのもまた違った喜びを味わえるものです。
写真をとるのは朝がオススメです。
レア!雪とミズバショウ(日光茅ボッチの会さん2016年撮影)
(4)ミズバショウと茅ボッチのいい関係
水ばしょう園のすぐに山側には、
日光茅ボッチの会が保全活動をしている茅場(かやば)があります。
定期的な草刈りにより、茅場は(森林化せず)維持され雨などの水分をより多く含むようになります。
その水が湿地である水ばしょう園へと流み、ミズバショウたちの元気につながっているのです。
ミズバショウを見るときは、茅場の美しい風景をセットで見ると土呂部の魅力がより深く味わえそうです。
(5)メディアでも注目されはじめています
例えばですが…日光市観光協会さんが発行する春のパンフレット。
これは当たり前のようで、今まで当たり前じゃなかったのです。
他にも応援してくれるメディアも(一例)。今は日光全体でPRをしています。
(6)実は桜もいっしょに楽しめます
土呂部のミズバショウが咲く頃、日光市の町のほうでは、桜が見頃です。
つまり、町から土呂部へ行く人は…
桜満開からのミズバSHOW!
日光の春の花見コースの定番にしたいくらいです。
(7)湯西川温泉ともつながっています
土呂部と湯西川温泉を結ぶ「黒部西川線」。
県道249
黒部西川線 |
日光市土呂部木戸沢橋から
日光市湯西川三河沢橋まで
11.5km |
です。
つまり、
鬼怒川温泉の桜(または霧降高原)
→土呂部のミズバショウ
→湯西川温泉とかドライブコースに最適!
マナーを守ってミズバショウ
(1)シカガード!扉はきちんと閉めましょう
コレのおかげで、今では土呂部は
希少な!ミズバショウの自生地となりました。
(2)2016年から仮設トイレもできました(毎年4月上旬頃 設置)
トイレの中までミズバショウ。雪が降るまでおいてくれるとのことです。
ランチ情報。車で2分!大滝さんのそばがオススメ♪
天もりそばセット(1,200円)
大滝さん。養魚場のとなりがおそば屋さんです。水木は定休日なので注意。
グーグルマップはこちら
温泉情報。四季の湯が1番近いです(車で約10分)
※2021年4月現在、上栗山温泉 開運の湯はお休み中です
奥鬼怒川温泉へ