お待たせしました、ついに完成!湯西川の女将さん達が手がける湯西川オリジナル日本酒“ときあそび”
湯西川温泉オリジナル日本酒「ときあそび」 ぜひご賞味ください
私も飲んでみました。この透き通るような青いラベルのイメージ通り、のどごしがよく飲みやすい!料理の味のジャマをしないのでグイグイ飲めちゃいました。
湯西川温泉街でしか手に入らない日本酒なので、旅の思い出にもお土産にもオススメです。湯西川温泉に訪れたらぜひ一度飲んでみてください。
女将さん達もちゃっかり試飲。もちろん大好評でしたが、この日本酒が完成するまでには女将さんたちのものすごい頑張りがあります。
湯西川オリジナル日本酒“ときあそび”ができるまで↓
様々なイベントで年中盛り上がる湯西川温泉。実は今、湯西川温泉オリジナルの日本酒を造ろうと、女将さんたちが動いています。
2017年の春発売を目指して作られる(2017年4月21日から発売中)この日本酒。1月11日(水)女将さんたちが酒造りのかなめと言われる「仕込み」をした様子を取材したのでお伝えします。
1.酒造りを始めたきっかけ
まちおこしになるような酒を作りたい、と常日頃考えていた女将さんたち。食材の展示会で偶然知り合った栃木県小山(おやま)市にある西堀(にしぼり)酒造さんと意気投合したのがきっかけでした。
何種類もの日本酒を飲み比べ、湯西川の名物、いろり料理や山菜によく合う日本酒を研究。
もちろんサン様との相性もバツグンな日本酒を目指すとのこと。今から完成が楽しみです。
2.女将の情熱と愛情たっぷりの日本酒ができるまで
酒の味が決まると言われている仕込み。3人の女将さんが作業しました。左から平の高房の山城薫(やましろかおる)さん、湯乃宿清盛の伴千恵子(ばんちえこ)さん、花と華の山城知子(やましろともこ)さんです。
西堀酒造さんが用意してくれた日本酒の作り方がわかりやすく解説してある資料。女将さんたちは赤枠の部分を主に作業しました。
麹(こうじ)作りに使われる蒸し米。蒸気が出るくらいアツアツですが、手で広げていきます。
30℃以上もある部屋で麹作り。
「たくさん売れますように!」とつぶやく声。「おいしくな~れ!じゃないの?(笑)」とすかさずツッコミが入りました。
発酵を促すのに必要な櫂(かい)入れ。水がどんどん増えるので、後半が大変な作業です。
酒造りの中でも重要で難しい作業をした女将さんたち。この日仕込んだものを何日間か寝かせて発酵させることでお酒になります。
3.日本酒に込められた1つの願い
全ての作業を終え、最後に西堀酒造さんにある稲荷(いなり)様に祈願。食物の神様と言われている稲荷様に何をお願いしたのでしょうか?おいしくなれ?たくさん売れてほしい?
もちろんそれもありますが、本当の願いは女将さんたちが悩んで考えて決めた、日本酒の名前にありました。
“ときあそび”
「月日の移り変わりを表す“時”と春夏秋冬の時期を表す“季”、それぞれの“とき”を感じながら湯西川温泉を楽しんでほしい。」
そんな想いが込められています。現在、湯西川温泉街限定で絶賛発売中です!