【川俣温泉 間欠泉】勝負は一瞬。天然温泉がドバァーッ!と吹き出す

※2019年に発生した台風19号の影響により、間欠泉は現在不調です。 温泉の吹き出しが弱くなっていて高さも平常時の半分以下。吹き出す間隔も不安定です 「なかなか出ないなぁ」と諦めて帰ろうとした瞬間、ドドドーッっ!。 何度「やべー見逃した」と叫んだことか・・・。 川俣名物の間欠泉(かんけつせん)です。 “間欠”とは、一定の間隔で物事が起こったり止んだりすることで、“”は、地下からわき出る水ですね。 川俣の間欠線は、20〜30分ごとに地下で温まった温泉が一気に発射するのです。 ところでこれ、どういう仕組みなんでしょうか? いくつか説があるようですが、大雑把にいうと「やかんで沸騰した水がピュー」に近いかもですね。
  1. 間欠泉の地下には地下水がたまる空洞があります。
  2. そこにたまった地下水が周りの熱によって温められ、やがて温度が上昇して沸騰。
  3. 温められた水(温泉)や水蒸気が地表の穴からドバァーッ!
  4. たまっていた地下水は一旦少なくなるが、しばらくしてまたたまり、②へGO。
本当はもう少し細かい話になりますが、ざっくりいうとこんな感じってことでお許しを。 さらに、現場近くにいた関係者によると、「東北の大地震後に、発射位置が少しずれ、発射回数も1回から3、4回に変わった」とのことです。 たしかに先日見た時は、4回連続で発射していました。自然は不思議です。 おっ おぉーーーーーーつ!って感じです。