【湯西川温泉 イベント特集】主要イベントの魅力がざっくりわかります

イベント王国 湯西川温泉

「湯西川温泉のイベントってどんなものがある?」 …そんな方のために、年間100日以上のイベントの魅力をざっくり紹介します。 地元住民だからこそ知っている(一般の観光ガイドブックには載らない)情報も含め、湯西川温泉のイベントについて知っておいてほしいポイントをご紹介します。
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湯西川温泉の主なイベントを紹介

湯西川温泉のイベントは、主なものだけでも100日以上あります(2017年の実績。細かい行事を含めるともっと)。 イベントにあわせて旅行日を決めるのもオススメです。 小さな集落なのに、なぜこれほどイベントができるのか?理由の1つは、地域の団結力。 地元の人たちが一体になって「お客さまに楽しんでもらいたい、いい思い出をつくってもらいたい」と日々考え実行しているからです。 一般のお客さまには気づきにくい点ですが、どのイベントも毎年改良が見られるんですよ。

単にイベント数が多いからではなく、地域一体で努力を何十年も続けているからこそ、イベント王国なのですね。

年間イベントスケジュール(クリックで詳細をチェック)

日程 イベント(クリックで詳細をチェック) 5秒コメント
6月(第1土日) 平家大祭 年に1度の平家一色デー ※2021年は中止
7月 竹の宵まつり 夏の3大イベント
7月 心(しん)かわあかり 夏の3大イベント
7月 サマーウオーク 栗山全体のウォーキングイベント
7月 ダム見学会 1年でもっともダムな日
8月 オーロラファンタジー 夏の3大イベント
8月(毎年17日) 湯殿山神社大礼 伝統芸能の獅子舞が見学OK
9月 御神木祭 神事がメイン
10月中旬〜11月中旬 紅葉見ごろ イベントじゃないけど、イベントっぽい
10月中旬〜11月上旬 大人の遠足バスツアー 大人にオススメ。思い出に残る遠足 ※2018年はDCキャンペーンで5/12〜6/24の土日に実施
10月または11月 そば祭り
1月上旬〜3月上旬 湯西川温泉 かまくら祭 湯西川最大の観光イベント

湯西川温泉 平家大祭(6月)

湯西川温泉 平家大祭 「平家絵巻行列」

湯西川温泉 平家大祭 「平家絵巻行列」

湯西川温泉といえば、平家の落人伝説年に一度、湯西川が平家一色になる平家大祭」です。 平家の武者や姫たち総勢200名余りの大行列で、平家がもっとも栄えた時代を再現 「湯殿山神社」から湯西川温泉の象徴「平家の里」までの約1kmを練り歩きます。 行列は見学無料です。 今は女性のみ、旅館にお泊りの方は姫になって(衣装を着て)平家一門として行列参加することもできます。 体験した人に聞くと「やってよかった、楽しかった」的な感想しかなかった気がします。 すてきな思い出になること、間違いなしですよ。

(平清盛の娘)平徳子役の姫は、毎年地元の女性から選ばえています。「どこどこの家の娘さんだ!」なんて、ローカルトークがけっこう盛り上がります
また前日の前夜祭にも注目。 内容は毎年細かい変化がありますが、1番のみどころは、上臈参拝(じょうろうさんぱいどうちゅう)。 上臈参拝は、平家滅亡とともに亡くなった安徳天皇をしのび、その霊をしずめるためのお参りです。 1185年「壇ノ浦(だんのうら)の戦い(山口県下関)」で、平家が滅んだ後。 生きのびた上臈(身分の高い女性や遊女)が、安徳天皇の命日にお墓参り(参拝)したことがはじまりです。 平家大祭で毎年行われるせつなく美しい上臈参拝は、その様子を再現したものなのです。

湯西川温泉 竹の宵まつり(7月)

湯西川温泉 竹の宵まつり

湯西川温泉 竹の宵まつり

湯西川の夏は、毎年この祭からはじまります「竹の宵まつり」。 竹灯籠(とうろう)やぼんぼりなど、温泉街に灯されたやさしい明かりが、幻想的な空間を演出。 旅館に宿泊して浴衣で訪れる方も多く、夏の湯西川に温泉情緒が漂います。 イベント会場には短冊があります。 今年の願いごとを書いてみるのもいいですね。

写真を撮るなら、真っ暗前もいいですよ。時間に余裕をもって行くことをオススメします

湯西川温泉 心(しん)かわあかり(7月)

湯西川温泉 心かわあかり

湯西川温泉 心かわあかり

湯西川温泉のイベントとしてはニューフェイスですが、あっという間に人気者の仲間入り。 7色に輝くやまほたる(LEDボール)が清流湯西川をゆっくりと輝きながら流れます やまほたるの放流体験も人気です。

時間は30分と短いですが、それがまたいいですよ。“一瞬の輝き”みたいな。また見たくなるんです。

栗山ふるさとサマーウオーク(7月下旬)

栗山ふるさとサマーウオーク スタートの様子

栗山ふるさとサマーウオーク スタートの様子

栗山の自然を満喫するウォーキング祭です。 「日本ウオーキング協会」と「日本市民スポーツ連盟」の認定大会である「栗山ふるさとサマーウオーク」。 コースは全部で4つ。 湯西川は短めと通常の2つコースがあります。 軽めにいくか、がっつりいくかですね。 みんなで歩くってなかなかない機会で、想像する以上に楽しいです。 全コース制覇するツワモノも増えています。

宿泊参加者にはTシャツのプレゼントあり。栗山の人は夏になるとこのTシャツを着る人多く、いたることろで歴代のTシャツを見かけます

4ダム見学会(7月下旬)

年に1度の栗山ダムフェス。 以下の4ダムを、専門スタッフが詳しい説明とともに案内してくれます。
  • 「湯西川ダム」
  • 「五十里(いかり)ダム」
  • 「川治(かわじ)ダム」
  • 「川俣(かわまた)ダム」
無料だし、ダムカードももらえるし、ありがたいイベントですよ。 うまくスケジュールを組めば、1日で4ダム全部まわることも不可能ではないです(やったことはありませんが)。

ダム好きあるあるですが、イベント会場行くと、いつものメンバーを見かけることが多いです

湯西川温泉 オーロラファンタジー(8月)

湯西川温泉 オーロラファンタジー

湯西川温泉 オーロラファンタジー

真夏の夜、湯西川温泉の上空に舞うレーザー光線の芸術が、幻想的な空間を生み出します 「湯西川温泉 オーロラファンタジー」ビジュアルとしてのインパクトももちろんすごいです。 個人的にはさらに、夏の山間部ならではのヒンヤリとしたさわやかさと開放感のある、空間そのものに魅力を感じます。 2017年からは「平家の里」の特設会場で実施されていますよ。

みなさん写真をとりまくっています。負けずにとりまくってください。

湯西川温泉 湯殿山神社祭礼(8月17日)

湯西川温泉 湯殿山神社祭礼

湯西川温泉 湯殿山神社祭礼

毎年8月17日は、湯西川温泉の年に1度の祭「湯殿山神社祭礼(ゆどのさんじんじゃさいれい)」です。 てんぐのお面をつけた猿田彦(さるたひこ)の行進や、栗山名物・獅子舞が実施されます。 湯殿山神社とは、湯西川の総鎮守(そうちんじゅ、地域の神社のトップ)のこと。 山形にある湯殿山神社から神霊を勧請(かんじょう、神の霊を別の神社にわける)を受けてできたのが、湯西川・湯殿山神社です。 祭や獅子舞というと、地域特有の文化など難しいイメージがあるかもしれません。 でも意外、見るだけでも楽しいですよ。

なんで、湯殿山神社なのか?それは湯殿山神社の御神体がその名のとおり“湯”なんですよ。

紅葉シーズン(10月中旬〜11月中旬)

平家の里 の紅葉

平家の里 の紅葉

10月中旬〜11月中旬が紅葉シーズン。 この時期のドライブは最高です。 平家の里は写真映えポイントがいっぱいあって、オススメです。 川俣温泉方面とあわせて紅葉ざんまいの旅も楽しめますよ。

栗山の紅葉はいいですよ。超有名紅葉スポットと違い渋滞がないので、ゆったり見られるんです。これかなり重要。

大人の遠足バスツアー(10月〜11月)

大人の遠足バスツアー

大人の遠足バスツアー

湯西川温泉の珍百景企画「大人の遠足」日帰りバスツアーです。 湯西川温泉に泊まった方限定の企画です。 水色の園児服に、黄色い帽子とバッグ。 幼稚園の遠足気分を味わえる3点セットが決め手です。 …まず見た目のことばかり言われがちですが、中身もすごいんですよ。 1度参加したことがありますが、参加者の楽しそうな表情が印象的でした。

湯西川温泉かまくら祭(1月下旬〜3月上旬)

湯西川温泉かまくら祭 ミニかまくらのライトアップ

湯西川温泉かまくら祭 ミニかまくらのライトアップ

地域で1番の人気イベントです。 「湯西川温泉かまくら祭」。 日本夜景遺産にも認定され、県内の冬のイベントとしても知名度・規模ともに最大級! 上の写真はミニかまくらのライトアップ。 見たことも多いのではないでしょうか? 会場が複数であって、昼と夜で景色も違います。 ファミリー向けの企画もあります。 湯西川全体のスノーフェスティバルっていう感じです。 1〜2時間程度では全然見きれません。 地元の人間(わたし)ですら、全部見るのに数日かかりました。 宿泊でゆったりがオススメですが、日帰りで楽しめる要素も満載です。

湯西川温泉のチーム力が結集してできた冬の感動イベント。温泉とセットでお楽しみください。

湯西川温泉の観光情報

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湯西川温泉の参考本

湯西川温泉は小さな集落なので湯西川だけ特集された本はありません。 世界遺産などの周辺エリアも巡りたい人は、ちょっと広めの範囲のガイド本がいいと思います。