なぜか、実がなりません。平家落人が残した不思議な大木 平家杉 上栗山地区

上栗山地区の入口にあたる場所に、高さ33メートルの大木がドドーンとそびえ立っています。村のシンボルである平家杉です。 1185年、壇ノ浦(山口県)の戦いで源氏に敗れ、この地まで逃げ延びたとされる平家の落人。この杉は、その平家落人が「再び平家の世がくること」を願って植えました。 でも平家の世は再びくることはありませんでした。「願いが叶わなきゃ実がなってはいかん」と祈っていたので、今でも実が全くならないというのです。小無し杉とも呼ばれています。栗山の7不思議に勝手に認定しました。 栃木銘木百選にも選ばれていますよ。共同浴場の開運の湯が有名な上栗山地区ですが、近くにきたら平家杉も忘れずにチェックしてくださいね!
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